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内容説明
連続殺人事件・絞殺魔の杉浦は榎木津により確保された。だが、目潰し魔の平野は逃走中のまま未だに真相が見えない。二つの事件を結ぶ鍵である織作家に隠された禁忌の秘密…そして事件を裏で操る真犯人「蜘蛛」の正体。全ての謎を解き明かすべく京極堂の憑物落としが今、始まる。衝撃の完結巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
29
他のコミカライズとくらべるとちょっとはしょりすぎかな?原作読んでないとついてけそうもないとこが多々。ただ、よく纏めてあるとは思う。ラストシーンは予想通り綺麗だった。 ★★★★☆2017/10/22
まるぷー
24
平安時代からの夜這による妻帯の風習が名門織作家に因習として根着き、女系の血を絶やさずに受け継がれてきたようにも思えるが、男の方の血はどうなってんだか、訳の解らなくなってしまった。複雑に絡んだ蜘蛛の糸を解したのが、最後に生き残った茜ということになるのだらうか?原作を殆ど忘れているけど、京極堂や榎津の登場で事件の進展は納まるのかなと思いきや更に、壮絶な死に方をして、そして誰もいなくなった展開。「この世には不思議な事など何もないのだよ」なるようになったとの捉え方もできるか。最後のページは余韻残る。2017/04/09
ぐうぐう
24
ロジックの様式美が素晴らしい原作は、それをより引き立てるために、あえて結論を冒頭に配置する。しかし、志水アキのコミカライズは、その倒置の構成を採用しない。ゆえに、ストレートに物語が流れていく。なのに、クライマックスの見開きは、劇的だ。そうか、様式美以前に、やはりロジックが美しいのだ、この物語は。とはいえ、漫画ならではの、画による原作小説の様式の美しさを見せる場面が、もっとあってもよかったのではと、少し残念。2017/03/20
新天地
17
凄まじい速さで次々と事実が暴かれドラマが動き人々が翻弄されていくまさに怒涛の展開。密度が濃くその展開をそうマンガで表したかと面白かった。しかしあらかじめ原作を読んでいるので真犯人が何をやっていたかの伏線がわかるが、マンガ版がそのスピードとページの密度故に初見の人は大丈夫かと少し心配になるほど。そのあたりとこのマンガのラストの一言からつなげて原作の冒頭を描くためにももう一冊分のコミックスが必要だったと思うのだが。次の漫画化は『鉄鼠』なので着々と『宴』の支度が整ってきたようだ。2017/03/26
ひかり
15
古くからの因習に囚われた織作家。それぞれの想いによって幾重にも折り重なった真相。その入り組み具合はまさに蜘蛛の巣のよう。京極先生の憑き物落としさすがすぎる。ラストシーンが原作では冒頭に挿入されてるのかな?救われなさはすごいはずなのに美しい情景。2017/10/22
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