ハーレクイン 伯爵がいざなう破滅のキス

著者名：ローラ・リー・ガーク【著者名】/清水由貴子【翻訳者名】

ハーレクイン（2017/03発売）

• ISBN：9784596917065

内容説明

たった一度のくちづけが、わたしのすべてを奪い去った――ローラ・リー・ガークが贈る、甘く危険な英国社交界ロマンス。

アメリカ富裕一族の令嬢リネットは、落ち込んでいた。一族に爵位をもたらすため夫となる英国貴族を探すよう母に命じられ、ロンドンに渡ったのは1年前のこと。だが、近づいてくるのは持参金目当ての男ばかりで、すっかり傷ついたリネットは、故国アメリカに戻ってきたのだった。英国貴族にはもううんざり――そう思っていたが、運命は実に皮肉だった。帰国後のとあるパーティで、あろうことか“持参金目当ての英国人伯爵”ジャックに公衆の面前で唇を奪われてしまったのだ。あげく、彼と結婚せざるをえない状況に追い込まれ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

結婚仲介人女子によるお金持ちアメリカ人女子とビンボーイギリス貴族のロマンスシリーズです。歴史的な背景も紹介されていてなかなか面白かったです。実は結構まじめで高潔なんだけど、表現がやんちゃすぎてろくでなしにしかみえない残念な男子がかわいくてねえ、おばちゃん。いるよね、こういう不器用な人。女子もこれだけ傷つけばかたくなになっちゃうよね…と同情しちゃいました。面白かったです。

2023/03/05

[ぽこ]

ヒロインの評判を著しく落としてしまったために、思いっきり嫌われてしまったヒーロー。彼女のことが大好きで、その後信頼を回復しようと痛々しいほど頑張る。それなのにいろんなことが裏目に出てしまって気の毒すぎて笑えた。

2017/03/21

[ゆみきち]

いらいらしたよ。早くくっつけって感じ。

2018/05/29

[roko]

ヒロインの頑固さにイライラ。ヒロインの心の傷と 言いつつ、そんなに根深いものかな。

2019/04/05