内容説明
「出家」とは何か。
「悟り」を求める心とは。
大いなる目的のために、
この世のしがらみを断つ。
2500年前、釈尊はなぜ
地位も名誉も妻子をも捨て
出家したのか――
現代の「常識」ではわからない
降魔成道、悟りの本質、
そして智慧の重要性を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんふぁ
4
釈尊の出家について。出生から、出家した青年期あたりを、仏教を知らなくてもわかるようにやさしく解説してある。俗世のすべてを断つことが出家。とても厳しい道だと改めて思う。2017/03/15
りんふぁ
3
原点を読みたくて再読。2020/01/24
かささぎのはし
2
改めて釈尊の出家までをたどることができた。仏教を全く知らない方には釈尊の出家までの葛藤や経緯、どういうい意義があり当時の常識からみてどうであったのかを知ることができる内容。悟りとは肉体ではなく、魂、肉体を去ったあとの心の観点から、自分というものを自覚するもの。というのは宗教から遠くなった日本人にとっては一転語になると思う。2017/06/23
とし。
2
出家という言葉がにわかに流行っている。宗教に興味がない人には縁の薄いことばではある。人は自分の常識の中から価値観に順番を付けて生きていく。1位が家庭であったり、仕事であったり、趣味であったり。出家とは常識の外に出て、本物の人生を探す旅に出ることなのだろう。本物を手に入れるには、多くのものを捨てなければならない。ときにそれは、まわりからは不遜にも見える。 「いつの時代も人は価値観を選び取る。何を選び取ったかで、未来への道は決まる。立志がすべての始まりなのである。」あとがきより2017/03/22
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