内容説明
戦後2人目の総理大臣となった73歳の老外交官・幣原喜重郎は、「天皇制の存廃」と新憲法制定という戦後最大の難問を背負った。マッカーサーと彼はどんなかけひきをしたのか? 昭和の激動とともに生きた幣原の一生を克明に描く長編評伝。〈解説・保阪正康〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Lisa Tada
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敗戦当時の人々には、【天皇制の存続】が叶うなら九条【戦争、軍備の放棄】の抱合わせは 受け入れることができたと。本書の解説にある敗戦後の昭和天皇の発言『敗戦の結果とはいえ我が憲法の改正も出来た今日に於いて考えて見れば、我が国民にとっては勝利の結果極端なる軍国主義となるよりも却って幸福ではなかろうか』とのお言葉。千年後に日本が存続する為には、改憲なのか護憲なのか、最良の安全策が 天皇制の維持と9条の護持のセットかなという感想。(個別的自衛権は担保されると明言できるようになったのは安倍首相の功績と認める)2019/04/23
たくぞう
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幣原喜重郎。100ページあたりまで、なかなか輪郭がはっきりしなかった。もっと若かりし頃のエピソードがあったらよかったのに、と思ったら、文庫化にあたって3分の1程度の分量にしたのだね。納得。2018/02/15




