内容説明
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授業で最初に見直すポイント、グループワークの基本的な設定、子どもたちの対話をうながすテクニック、新しい授業の評価基準、集団が苦手な子に対するフォロー、校内での先生同士のチームワークのつくり方……。先生たちが直面しやすい悩みと解決法をイラスト図解。管理職にも役立つように現場への指示の出し方やサポートの仕方も解説します。
目次
まえがき
この本の使い方
知っておきたい! 「アクティブラーニング」の基本
なぜアクティブラーニングがうまく導入できないのか
1 授業をどこまで変えればよいのか
2 どうすれば子どもたちがついてくるか
3 同僚にどう言えばわかってもらえるか
4 あらためてアクティブラーニングを考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOCCO
8
分かりやすい。アクティブラーニング導入時の悩みと解決方法が、図解でまとまっている。アクティブラーニングについて、以前より学びたかったが、専門外としては手が出しきれていなかった。この本は、素人でも理解しやすかった。一般の教育とは違うが、知財教育の演習を検討するにあたり参考にしたい。2017/03/20
ふうてんてん
3
わかる本の続き。同じ内容をなぞりつつ、より実践的に監修されている。これでとりあえずのざっくりした所を掴んだら、もう少し詳しい本に挑戦するのもいいかも。自分にあてはめて考えるのがだいじかな?2017/10/03
しめ
1
古い本ではあるが、引き出しのひとつとして読んでおこうと手に取った。アクティブラーニング黎明期らしさのある書き方ではあったが、何度確認しても良いポイントが押さえてあるのは良かった。 勤務校では導入が進んでおり、自身もかなり「対話(できてる?)の時間」を組み込んでいるが、一辺倒になるのも良くないのは明らかだと感じている。授業改善は常に行っていきたい。 時間を生み出すために「余談や体験談をけずる」と書いてあり、少し頬が緩んだ。2024/05/19
ゆう
1
アクティブラーニング実践のヒントが得られた。 グループワークが苦手な子に強制しないというのは、なるほどと思った。 少しずつ実践していきたい。2018/05/18
ゆるねば
1
☆☆☆『今回の教育改革は今までと大きく違い、日本の社会構造の変化に伴って行われていくことが理解できた。しかし、アクティブラーニングを下支えする従来の知識などのリテラシーは依然必要なので、下手をすると学略格差や全体的な基礎学力の低下もあり得るのではないかと思った。』2017/03/03