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内容説明
なぜ、いたるところでお節介を焼くのか? 中国は、その座に取って代わることができるか? オバマ政権は、もはや死に体。でも――衰えそうで衰えないアメリカの不思議。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
27
次の米大統領選はまであと1年をきった。来年11月に米大統領選がはじまり、再来年1月には新しい米大統領が決まる。現在のオバマ米大統領は"弱い大統領"としてその評判は散々。その弱腰外交が中国とロシアにつけ入る隙を与え、また中東は"アラブの春"によって大混乱に向かってしまった。このまま米国は凋落してしまうのかと思いきや、"アコーディオン国家・アメリカ"との比喩で、いまの弱い米国から強い米国への大きな反動があるはずだと著者は指摘。ずばり次の米大統領のもとでは"強い米国"が戻ってくるのではないかとわたしも考える。 2015/11/22
James Hayashi
21
自分もオバマの改革に期待したが、もはやレームダック。大統領により政治のあり方が大きく異なる事は、アメリカの面白い一面であるが、それに振り回される国もある。政治的経済的に中国がアメリカにちょっかいを出し、アメリカの足を引っ張る。識者はわかっているが、日本への期待感は薄い。日本のウィークポイントやその他の大国との関係も記述。しかし最終的には日本の在り方を問題視しているよう。また民主法事国家のインドは期待値が大きい国。2016/03/31
はる坊
11
日本が平和主義を貫けているのはアメリカが軍事大国であるおかげっていう指摘にはっとした。確かにそうだ。でもそれを僕たちはあまり考えずに生活している。日本にとってアメリカは、今も昔も最重要国である。このことを忘れては、今後日本はとんでもないところに向かうことになるだろう。2015/01/17
だろん
5
外交の前線で活躍されてきた加瀬氏の論旨は、同根のアメリカングローバリズムと共産主義、ミンス政権と特アのおかげでやっと覚醒しはじめた多くの日本人の考察もこれにシンクロしていくんだろう。共産主義よりも人間の欲に根ざしたグローバリズムのほうが進め方としてはうまかったのが…ここにきて世界中がにわかに反グローバリズムの機運、日本人とロシアの意志・動向が注目される。2015/03/09
katsusann
3
とアメリカの膨張は止まらない。それはアメリカという国の成り立ちからの文化になる。グローバリゼーションはアメリカニゼーションの別名とあったが、マニフェストデスティニーも影響していると考えられる。独善的な視点で物事を進めると、かならず軋轢が生まれてくる。グローバリゼーションをビッグマック文化と記載があるが、確かにどの国に行ってもマクドナルドは存在するようなイメージがある。アメリカニゼーションは全人類を快楽を追う消費者に変えることを目指しているらしい。自分自身思いを新たにして気をつけねばと心に刻む。2019/07/02
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