棋士の才能 ―河口俊彦・将棋観戦記集―

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棋士の才能 ―河口俊彦・将棋観戦記集―

  • 著者名:河口俊彦
  • 価格 ¥2,464(本体¥2,240)
  • マイナビ出版(2017/03発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839962364

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内容説明

河口八段の珠玉の観戦記を書籍化

本書は、自らも棋士でありながら、将棋ライターとして多くの素晴らしい観戦記を遺し、2015年に亡くなった河口俊彦八段の観戦記を書籍化したものです。日経新聞紙上に掲載された王座戦の観戦記から51局を厳選して収録しています。

天才といわれる棋士たちの才能を愛し、彼らの指す一手一手を礼賛しながらも、一方でトップだけでなく、全ての棋士を優しい視線で描き続けた河口八段。
随所に大山、升田、中原、米長といった歴代の大棋士のエピソードを散りばめられているのも河口八段にしか書けない観戦記の特長です。

本書には2001年以降に書かれた観戦記から、タイトル戦を中心に51局を収録しています。渡辺明19歳の挑戦、久保、森内、中村太、豊島といった歴代挑戦者を次々に連破する羽生善治。そして、羽生―渡辺戦で現れた将棋史に残る名手△6六銀。

将棋の内容はもちろん、河口八段が名局、名場面をどう綴ったか、その描き方も含めてぜひ読んでいただきたい一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

プレミアムモルツ

1
対局者が必ず読む観戦記で、その棋士の才能にまで切り込めるのは、河口さんしかいない。A級に上りつめたりタイトルを取るような棋士は、やはり若い時から評価されていることが分かる。一方で高い評価を受けていた棋士が、その後伸び悩み停滞する様も描いている。棋士の才能とは何なのだろう。己が持つ天賦の才能を伸ばすという才能について、誰か切り込んでくれないものだろうか。河口さんの後継者だと勝手に思っている先崎9段に期待したいのだが。2019/03/23

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