内容説明
心臓外科のエキスパートとして6000件の心臓手術を手がけ、98%の成功率を誇る著者が解説する心臓病の基本と最新医療。
前著『あなたの医学書 心臓病』に大幅に加筆・修正を加え、より心臓病のことがよく分かるように再編しました。
心臓病の基礎的な知識から始まり、著者の専門分野である冠動脈バイパス手術をはじめとする心臓外科手術の手法や、
病院と医師の選び方、心筋梗塞・狭心症・不整脈・弁膜症・大動脈瘤といった各種心臓病の症状と治療、予防法などを
文章とやさしいイラスト・図解で分かりやすく解説します。
代表的な生活習慣病(三大成人病)である心臓病に、正しい知識で安心して立ち向かうためのてびきです。
目次
第1章 心臓の仕組みと主な病気
第2章 心筋梗塞と狭心症の治療
第3章 動脈硬化・心臓病のリスクの高い人とその予防
第4章 検査と診断/第5章 弁膜症の治療
第6章 増えてきた大動脈の病気
第7章 不整脈とそのほかの心臓病
第8章 リハビリと再発予防
第9章 病院の選び方と治療費
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
6
知人に糖尿病から来る心臓の疾患がある人がいる。その弟が兄の病気について自分も知識を得たいとの事を話しており、自身も側にいる者として理解できないかと読む。ブクッと腹の膨れた内臓脂肪過多であり、高血圧でもあると仄聞している。どうやらかなり厳しいという事が見てとれた。今度、手術らしい。本書中では、今では心臓外科手術の成功率が高い水準である事を語られており、その点は救いだと感じる。もう一度、どんな手術をする予定なのか聞いておこう。助成制度についても触れており、有益な情報を伝えることも出来そうだと思った。丁寧な本。2018/07/10
まりあ
5
図・表が豊富でとてもわかりやすかったです。生活習慣を見直したいと思いました。(天皇陛下の手術の執刀医)2014/10/22
綾野理瀬(Ayano Lise)
4
ゆえあって、医学関係の勉強をせねばならないため、手始めに一番知りたい心臓病について。とても分かりやすい。適切な治療と生活習慣がいかに大事かわかった。2015/12/08
綾野理瀬(Ayano Lise)
3
やはりわかりやすい。一番知りたい狭心症については専門書で。心臓病の概観を患者がつかむにはおすすめ。2015/12/13
kanako
3
心臓の仕組みから始まり、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患、大動脈瘤、弁膜症、心筋症、不整脈といった主だった心疾患の解説、治療法、予防策、術後のリハビリ、その費用まで網羅的にわかりやすく解説されている。心臓病は日本人の三大死因でもあるので、こういった啓発書の存在は心強いです。2015/09/25
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- 和書
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