内容説明
高温のサウナでやけどしないのはなぜ? 綱引きに必要なのは力強さと重さ、どっち? おぼれたときは上流・下流のどちらの浮き輪を目指せばいい?
オフサイドの誤審は仕方ない? どうして信号の赤は世界共通で『止まれ』なの?…こう聞かれて、ちゃんと答えられる人は意外と少ないのではないだろか。
世界には、「理由は分からないけどなんだかそういうことになっている」ということがけっこう多い。そのような身近な物理の疑問を東大卒現役教師がすっきり解説!
読んでおけば、ふとした疑問にさらっと答えられる人になれる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
12
こういう本は大好物なので、たくさん読んできた。分かりやすいが解説はかなりはしょっているね。まぁ~私が悪いのだが。2017/04/09
はづきち
7
隣の席の新任の物理の先生に貸してもらいました。日常生活の中で物理がどのように活かされているか解説してくれています。 なるほど!と納得できることもあったけど、すんなり理解できないこともありました…。私は学生時代物理を履修していなかったので、知識として知っていたら簡単に理解できるものもあったのだと思います。 もっと入門的な本も読んでみようかな。2015/11/29
ダイスケ
4
これはわかりやすく面白いです。1つの問いに対し解説が3ページ前後であるのも短すぎず長すぎずで絶妙だと思います。難しい数式もでてきません。図解で解説してくれてます。物理の世界はこの本を入り口にすれば興味が反れずにすむと思いました。2015/11/26
葉
1
物理は習っていないが社会に出ると習っていないでは済まされないこともある。錯覚や固定概念がまだまだ自分にはあることを思い知らされた。偏西風で日本からアメリカに行く時は飛行機が1秒間に100メートル推し進められるらしい。道路からの摩擦力で車同士の綱引きの勝負は決まるらしい。孔子の壺という力のモーメントの説明があり、時計回りと反時計回りのモーメントが釣り合えば壺は倒れないらしい。オーロラが見られるのは地球磁場のおかげで大気中の分子が発光するかららしい。ICタグの仕組みは面白かった。2016/01/30
Pio
0
「物理」が苦手だったので、たまにこういう本を読んでしまう。2017/06/29