- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!
いまだ多くの謎を残す忍者。彼らの真の姿を伝える『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』という三冊の秘伝書を読み解きながら、忍者の歴史や概念、その術や武具、禅との関わりまで、忍者のすべてを明らかにする。
※本書は、平成六年二月二十五日に小社より刊行した角川選書『忍術秘伝の書』を改題・改稿したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっとる◎
28
忍術という名の総合生活術は、ストイックオブストイック。承認欲求の塊ばかりが軽がるこの現代、誰がこの境地にたどり着けるのだろう。敵には騙されていたことすら気付かせない。己を知り敵を知り機を逃さず。まずは社会人という変装を極めるところから始めるか。2023/05/19
maqiso
5
江戸時代には忍者は間者として使われ需要は減っていたが、多くの忍術伝書がまとめられた。忍者道具は怪しまれるので普通の道具を使う、言葉を身につけて土地の者になりきるなど隠密の話が多い。作戦から武術や呪術、薬や道具の使い方と扱う対象は幅広い。麻薬成分のある妙薬が面白い。現代の知識で合理化しようとしているが、科学的思考は見えないのでだいぶ無理がある。2022/07/07
わちゃこ
3
忍術伝書の『正忍記』の全文を要約して掲載し、その関係項目を「『万川集海』『忍秘伝』などで補いながら、忍者の実態にせまっています。実際の秘伝書を読み解いているのが、面白いです。2021/05/07
黑猫
1
2017年3月17日読了2017/03/17
Yes
0
いつも読む日本語と違う方面の語彙なので読みにくい。江戸時代の文をそのまま持ってきて訳をつけてくれないのも内容が理解できなくて困る。 忍者の技の内容を知りたくて読んだが、前半は歴史や活躍した戦いの話などで読み飛ばしてしまった。 技について思ったのは、現代じゃ通用しないなということと、音を利用した技が多いということ。昔の人は現代の人よりも音に敏感で、音から得る情報が多かったのだろう。2025/01/05
-
- 電子書籍
- 荒野の奇跡〈華やかな遺産 Ⅱ〉 ハーレ…