講談社現代新書<br> アメリカ帝国の終焉 勃興するアジアと多極化世界

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講談社現代新書
アメリカ帝国の終焉 勃興するアジアと多極化世界

  • 著者名:進藤榮一【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 特価 ¥390(本体¥355)
  • 講談社(2017/02発売)
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  • ISBN:9784062884136

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内容説明

世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪。ブレグジット、トランプ・ショック、その次は? アメリカ大衆の反逆、泥沼化する中東、勃興するアジア型資本主義――、多極化世界の新しい見取り図とは? 変貌する国際関係を追跡してきた著者が、アメリカ・デトロイト、インドネシア・ジャカルタ、中国・寧夏、日本・北海道を歩きながら描き出す、グローバリズムを日本が生き抜くための知恵。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

18
21世紀に入りアメリカがカジノ資本主義とでも言うべき金融中心の経済(日本はそれに追従)で「金稼ぎ」に邁進する間に、アジアNIEsから中国、そしてASEANに世界の工業生産の重心が移ったことをデータを上げながら説く。これはアメリカが世界システムの中でヘゲモニー国家ではなくなりつつある(著者はウォーラーステインに依拠はしていないが)といえるのではないか。そして日本はそのアジアの一角を担う道を選ぶべきとする。経済に関しては説得力があるが、やはり問題は政治ではないか。本書はそこの部分の分析が弱い気がする。2017/06/07

coolflat

15
要はトランプ大統領の誕生が象徴するように、「金融証券資本主義の否定」=「アメリカ帝国の終焉」が始まったよ、と言っている本。特に目新しくもないが、水野和夫氏が言う、「主要先進諸国の超低金利政策」=「資本主義の終焉」を真っ向から否定している点には興味を引いた。中国やインド、インドネシアなど新興国の金利は90年代以後、ほぼ一貫して5%内外、それ以上を維持している。つまり米欧日の余剰資本は、低金利の先進国市場を嫌って、高金利の新興国市場へと流れている。資本主義は終焉することなく、逆に形を変え勃興し続けている、と。2017/12/08

樋口佳之

9
直近でその地を戦場として戦争を行った国であること、国内の一部はそれをいまだ是としていることが障害になっている。もったいない話。2017/09/08

山のトンネル

7
流し読み。再読予定。『アメリカ帝国の終焉』というタイトルだが、アメリカの衰退については前半部分のみであり、後半はアジアの勃興と中国の成長について主に述べている。あくまでも本書は、中国とアジアの成長がこのまま著しく続いていくという前提で述べられている点に注意して読むのが良さそう。問い:アメリカの衰亡に対してアメリカ自身はどのような対策をとっていくのか?図書館で読みたい。2022/03/03

ダンボー1号

7
印象に残ったのは 「中国経済の停滞」と叫ぶ国内メディア。 確かに中国経済失速バブル崩壊的なビジネス書はここ4.5年よくみる。 が、それは我々の願望の表れで 売れるタイトルだからかもしれない。米国の栄光はそう続かない。米国依存から離れ 普通の国」になるチャンス到来ととらえたほうがいいかもしれない。・・・・確かに製造業は圧倒的に米国の部は悪いが グローバルIT企業は圧倒している。 2017/09/13

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