内容説明
「ニュートンが万有引力の法則を発見した瞬間」「湯川秀樹が中間子を思い付いた瞬間」――。偉大な物理学者たちによる「創発」は、いかなるプロセスから生まれたのか。著作や論文にも記されていないひらめきの秘密は、「墓」にあった。
物理学者の墓石に刻まれた文字からは、生前の業績だけではなく、遺族や友人たちの思いや、亡くなったときの時代背景などが浮かび上がってくる。自らも物理学者であり、数々のベンチャー企業を創ってきた筆者が、世界を変えた天才たちによる創発の軌跡をたどるとともに、現代のイノベーション論にも言及するスケールの大きな著作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うみ
3
なぜだか妙に気になった本だった。墓を巡るのみではなく、偉大な科学者の足跡を辿って生家や学校などを訪ねたりの、科学史と紀行文を同時に味わえる1冊。ヨーロッパの墓地はなんだか公園みたいだなあ。2017/09/18
takao
1
パウルの相対性理論、朝永の量子力学2022/05/15
junkoda
1
内容はおかしくないけどトンデモさんっぽいところが二箇所2019/08/14
とと
0
偉大なる物理学者の創発のプロセスを求めて著者は墓をめぐる。各物理学者の業績、想い、生き様に魅せられて、自分もまた世界の深淵を目指して物理を志し、未だ明かされざる事象に、創発を以ってそのベールを上げる日まで。2017/04/20
黎雪
0
マックス・プランクとリーゼ・マイトナーが印象に残った。2017/04/11
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