１万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」

著者名：西中務【著】

東洋経済新報社（2017/02発売）

• ISBN：9784492046081

内容説明

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キャリア47年のベテラン弁護士が断言！　

「“争い”をやめて“人の役に立つ”ことをすれば、“神さまが喜び”運が開ける」

……など、数多くの実例をもとに「真実の成功法則」を解き明かす。
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鍵山秀三郎氏（イエローハット創業者）推薦！


◆本書より

○運の良い人の法則
「運が良いとしか言いようのない人がいる」
「運は人徳、すなわち人間性で決まる」
「運が良い人は、“人の役に立つ”“神さまに喜ばれる”ことをしている」
「運を良くしたいのなら良い人と付き合う」
「運を良くするには、善いことを積み上げるとよい」
「恩を受けた負債を返すことが、運を良くしていく」
「縁を大切にすると、運が開ける」
「人を思いやる言葉には幸運を呼ぶ力がある」
……

●運の悪い人の法則
「運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も見舞われる」
「悪いことをして得た成功は長続きしない」
「人の迷惑になると運が落ちる」
「強欲は不運を呼ぶ」
「争うことで運が悪くなる」
「道徳的な負債を放っておくと運が落ちてしまう」
……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[５ よういち]

ベテラン弁護士が半世紀に渡り１万人以上の依頼者を通して知り得た「運の良い人」「運の悪い人」の生き方を紹介◆善き人生は良い人間性をもって生きている人に訪れる。それは決して正しい生き方とは違うもの。ただ、人間性が良い人が必ずしも運が良いというわけではなく、運が良い人は人間性も良いということ。◆人の役に立つ良いことを行う／悪いことで得た成功は長くは続かない／自分の道徳観の中で人を縛っていては運は望めない。人は無意識に道徳的な罪を侵す。おかげさまの気持ち／争うと運を落とす／己の利益より大局に立った全体の利益を願う

2022/08/18

[かず]

今年１番の良書だったと思う。著者は「争わない生き方」を良しとする珍しい弁護士。そして、周りの為に尽くす生き方を提示。私の理想とする生き方です。私はこの３年間、母に高校受験校を勝手に決められたことへの長年の鬱憤が引き金となり、実家といざこざがありました。弟にも、母へ、私と長年比較されてきたことへのわだかまりが山積していました。母は母で弟への不満があり、これを今年、和解することとなりました。家族、会社、国、いずれにあっても、仲が良いのがうまくいく秘訣です。皆幸せになりたいのに、なぜ争うのでしょう。以和爲貴。

2023/10/29

[yukiko-i]

この手の自己啓発本は、たくさん出版されているが、他の本と違うのは、筆者が弁護士という、悩みを抱えた人と向き合ってこられたという経緯。多くの事例から見えてきた人の行動のあり方は、納得させられるものばかり。心に留めて行動に移していこうと思った。

2017/09/03

[akane_beach]

読書家の友人お勧め本。この本の著者は、47年間の弁護士活動の中で、1万人の人生を見てきたとのこと。その中で、運のいい人と悪い人というのがいることに気付き、なぜそんなことが起こるのか…と掘り下げ、長年の経験則として分かったことを整理して、分類したのが本書。どの章もはっとさせられるところばかりだが「徳」「善」の章は、自分自信を振り返って気づきがたくさんあった。『争いをやめ、人の役に立つことをすれば、神さまが喜び運が開ける』

2017/10/24

[cozy-koji]

40年の弁護士人生が捉えた、人間としての生き方指南書。かなり勉強になりました。 ★★★★★

2018/01/28