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内容説明
2013年のMt.Gox社の経営破綻により、メディアをにぎわせた「ビットコイン」。しかし、Mt.Gox社は交換所のひとつであり、ビットコインのシステムが破綻したわけではありません。その後は懐疑と期待が入り交じったまま、デジタル通貨のひとつとして、ビットコインの存在感は増しています。では国民通貨がもつ合理性を超えて、ビットコインは我々によりよい社会をもたたらすのでしょうか。その議論は、ビットコインの仕組みをきちんと知ることから始まります。本書は、ビットコインの仕組みを詳しく解説し、その技術的特徴、設計思想を読み解きながら、ビットコインが抱える課題を浮き彫りにするとともに、未来の通貨はどうあるべきか、デジタル通貨の社会的役割を考えます。ビットコインの技術を理解し、その先にあるデジタル通貨の可能性やリスクについて議論するために、必要となる視点を提供します。
目次
はじめに
第1章 ヒ?ットコインの仕組み
1.1 ヒ?ットコインの全体像と技術の特徴
1.2 フ?ロックチェインとマイニンク?
1.3 取引とコイン
1.4 ヒ?ットコインネットワーク
1.5 この章のまとめ
第2章 ヒ?ットコイン狂想曲―あの騒動は何た?ったのか
2.1 2013 年はヒ?ットコインにとって節目の年
2.2 Mt.Gox 社の経営破綻を振り返る
2.3 サトシ・ナカモトは誰なのか
2.4 この章のまとめ
第3章 ヒ?ットコインの光と影
3.1 ヒ?ットコインは社会の何を変えるか
3.2 国民通貨との比較
3.3 乖離する目的と設計
3.4 ヒ?ットコインのリスク
3.5 ヒ?ットコインとヒ?サ?ンチン将軍問題
3.6 ヒ?ットコインとインターネット
3.7 この章のまとめ
第4章 テ?シ?タル通貨て?創る未来
4.1 アルトコイン
4.2 自動化される世界
4.3 人間不在にならないテ?シ?タル通貨
4.4 この章のまとめ
おわりに ―デジタル市民社会のためのツールへ