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内容説明
年上の部下、育たない若手……多様化する職場の人材に対応できず、部下育成がおろそかになっている現代のマネジャーたち。何とかしなければという焦りはありつつも、自らもプレイングマネジャーとして実績を求められ、部下を指導している時間がない……。そんなマネジャーの悩みを解決する、日本の企業ではあまり知られていない人材育成法、それが「フィードバック」である。フィードバックとは、「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直す」部下指導の技術のこと。コーチングとティーチングのノウハウを両方含んだ、まったく新しい部下育成法である。本書では、そんなフィードバックについて、基礎理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録。読めば、成果が今一つあがらないという職場から、人が育ち、成果もあがる組織へと変身! 「フィードバック」の入門書にして決定版の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
47
すべてのフィードバックの起点は、本人がどうなりたいかにあるという。ついつい、私たちはフィードバックをする際、「ああなってほしい」「こうなってもらわなければならない」という風に、自分の「なってほしい像」を部下に提示することにやっきになる。そして「部下自身が、どのように思っているのか」を忘れがちです。 そこに「部下のなりたい姿」という「媒介項」をさしはさむことで、部下との円滑な対話を可能にしていると感じ、部下自身に「自分のなりたい姿」を、あらかじめ言わせることで、それに近づくための方法を一緒に考えるのです。2019/04/17
hatayan
43
「フィードバック」とは、部下に仕事のパフォーマンスをきちんと伝えたうえで、今後のあり方をともに考えていくこと。「ティーチング」と「コーチング」のいいとこ取り。年上の部下や中途採用者などが増え以前の手法では人が育ちにくくなったため生まれた概念とされます。 管理職の仕事は、組織と個人を良くしていくこと。部下に正しく指摘するには複数の角度から当人を観察して情報の収集を欠かさず、互いに共通の理解が得られるまで時間をかけて対話すること。 職場でのやりとりを想像しながら読むことで納得感が高まる一冊です。2019/03/23
なっぱaaua
37
人に薦められて。そもそもフィードバックの本は少ないですね。その入門書になります。分かり易く書かれているので、読み易く理解し易いのではないでしょうか。事例のようにとっさにその文言が出てくるとは限りませんが、事前準備として覚えていて損は無いと思います。いつもこの様にやっているよという人もいるでしょうが、改めてコミュニケーションの大切さを理解することが出来る一冊ですね。2017/10/19
よっち
33
年上の部下、育たない若手…現代のマネジャーたちの多様化する職場の人材や部下育成の悩みを解決するフィードバックの基礎理論から実践的ノウハウまでを余すことなく解説した1冊。職場環境が変わり積み上げもないままプレイングマネジャーとして実績を求められ、部下を指導する時間がない日本のマネージャーの現状。心を通わせるのが難しい若手社員、多様化する部下、働かないおじさんに、経験軸とピープル軸という2つの軸からアプローチするフィードバックの方法を解説していて、ポイントを押さえた豊富な事例もあってイメージしやすかったです。2024/04/09
ダイスケ
33
Audibleで読了。コーチングに関する本はたくさんあるが、フィードバックをどのようにするのかを具体的な事例を入れて説明している。上手くいった事例は丁寧な事実確認と相手のことを考えた上で実施していることが確認できた。2022/03/20
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