金利と経済 - 高まるリスクと残された処方箋

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金利と経済 - 高まるリスクと残された処方箋

  • 著者名:翁邦雄
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ダイヤモンド社(2017/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478101681

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内容説明

生きた題材をもとに、日銀金融研究所長などを歴任した第一人者が、景気、成長と利子率の関係を検証した、いま最も読まれるべき経済書!
金利操作に期待されるのは、「トレンドへの働きかけ」か、「経済の安定化」か。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

82
金利についての経済学的な意味を非常に分かりやすく説いてくれています。ただやはり経済学の基本だけは知っておかないとかなり難しく感じられるのかもしれません。最近のマイナス金利の是非と黒田さんの金融政策についても詳しく書かれていて参考になりました。正統的な日銀マンの考え方が示されていると感じました。2018/03/31

Francis

15
再読。猫町オンライン「アフターバブル」の参考に再読。アベノミクスは失敗だった、と総括して話題になったクルーグマンのブログについての解説あり。翁さんの言う通り、黒田東彦日銀総裁の異次元金融緩和策の破綻はこの本が書かれて4年経った今明らかになった。しかし出口戦略は見えず、おまけにコロナ禍にもかかわらず、日本の財政赤字は危機に近づきつつあり、GO TO…政策のように政策は迷走中。金融・財政政策に即効薬を求めるのではなく、中長期的な視点から望ましい経済はどのようなものか、考える時期に来ているのだろう。2020/12/06

Francis

15
金融経済読書会の9月の課題本。著者の翁さんは日銀出身で日本でバブルという経済用語を初めて用いた研究者。自然利子率が低下しているために世界経済は長期停滞に陥りかねない危機的な状況にあるとの認識のもとに、ポール・クルーグマン教授により提唱されたインフレ目標・異次元緩和、そしてマイナス金利政策は果たして有効か、数字を示しながら論じていく。前から似たような議論には接していたので、この本の内容はおおむね頷ける内容。2017/09/06

奈良 楓

11
【〇】難しかったが、なぜ現在の低金利政策をやめられないのか、その一歩踏み出せない理由がなんとなくわかった。大学の講義の教材にとてもいい本、と思います。2018/03/19

羊山羊

9
とても読みやすく、面白い経済の教養書。そこそこ専門的な知識が要される本にも関わらず、本の構成やまとまりがよいからだろう、とても読みやすく進めることができた。金利政策に抜本的な意味はない、とかお金のばらまき政策や心理的な政策など、なかなか他の本では見られない着眼点がいっぱい。金利政策の勉強や現在の経済状況の俯瞰におススメの1冊。2018/08/24

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