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内容説明
カネもコネも語学力もない。夢を叶えるための武器は胸に秘めた情熱だけだった──。28歳の時に、著者は闘牛士になることを夢見て単身スペインへと渡る。そこで彼を待ち受けていたのは、想像を絶するような苦難の連続だった。何度も挫折しそうになりながらも、著者は一歩一歩階段を上り続ける。「諦めないということは、どこまでも自分を信じ続けるということだ」。世界唯一の日本人闘牛士による、胸揺さぶる感動の自伝!
目次
プロローグ
第1章 夢を追って
第2章 祝 祭
第3章 同 志
第4章 壁
第5章 デビュー
第6章 現 実
第7章 跳 躍
第8章 葛 藤
第9章 再 生
第10章 日本人として
エピローグ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アポロ
47
泣いた!夢に夢中になるって素敵だ!僕も夢に夢中なってたからさらにグッときた!夢を追いかける全ての人に読んでもらいたい!良い本だった!2020/06/21
みなみ
26
日本人闘牛士のスペインで悪戦苦闘する日々が綴られたエッセイ。闘牛の野蛮だけれども儚い美しさに魅せられた著者が、スペイン語と闘牛士の訓練を重ねていく姿には、尊敬するけれども、大怪我するリスクがあるのに、なぜこれほど情熱を傾けるのかが理解できなかった。でも、闘牛学校や闘牛のイベントといった文化的なことが分かって楽しく読了。最近のスペインの若者は闘牛への関心が低いそうだけれど、伝統文化としては残ってほしいな。2023/06/04
とも
26
すごい、素敵なお話でした。 スペイン、闘牛の事を知る事ができてとても面白かった。 些細なことも全力で取り組んで行くことで、少しづつ成長していくこと。 逆境を乗り越える大胆な行動。 生と死を見つめことで自身を再生させて行くこと。 感動しました。2020/12/11
ごへいもち
24
何のコネもなく若くもなく(初渡西当時二十台後半)スペイン語もできないのにすごい情熱に感嘆。本としてのレベルはともかく。顔がいいねw2013/03/20
ひろ☆
20
28歳で、言葉しゃべれず、コネを経験もなく、単身スペインへ。まず、闘牛士という環境の厳しさに驚いた。牡牛は一生に一度、最大十数分しか出場しない。布と闘牛士の区別がついてしまうため。枠が決まっていて、お金もかかるので、金持ちの子供が多い、スポンサーがつかないと、試合に出られないし、練習もできない。その中で、情熱、熱意を持って、前へ。諦めない。やってみる。とにかく、熱意!2014/06/28