内容説明
トランプ政権誕生! アメリカはどう変わるのか? トランプ現象は世界に飛び火するのか? そして、日米関係のゆくえは? 予備選の時期から大統領選まで、総力をあげて追ってきたチームが、新政権のゆくえをさらに取材・分析し、「トランプ・ショック」後のアメリカと世界を見通す。トランプ側近をはじめ、ジャック・アタリ、イアン・ブレマー、ロバート・ライシュなど「知の巨人」インタビューも収めた決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
30
NHKスペシャルの取材を基に再構成。オバマの8年間に渡る無「チェンジ」への反動とトランプチームの戦略。類推し対策を打ち、その効果が実績へ結びつく様に丹念に準備されたと思われるトランプ陣営。得票数ではクリントンが200万票も上回っていたが、女神はトランプに微笑んだ。TPP離脱に否を唱えるかと思ったウィルバー・ロス商務長官であるが、トランプの言うがままに保守的な貿易を行おうとしている模様。期待はずれか思惑があるのか?注目していきたい。2018/07/21
Kentaro
24
トランプはもはやアメリカは金持ちの国ではないから世界の警察のように振る舞って、金を出さない同盟国に軍隊を派遣はしない。 アメリカにとって不利な条件があれば、TPPも締結はしない。メキシコを中心としたヒスパニック系住民との共存共栄ができていようが、白人系が貧しくなるなら壁をつくって入れないどころか、強制送還する。 ポリティカルコレクトネスだか知らないが、綺麗事を行ってグローバリゼーションを進めようという動きにはアメリカ第一主義で全面的にぶつかる。 こんな取材結果を明らかにした内容でした。2019/03/05
すみけん
11
激動の世界情勢の真っ只中なので、新書で書かれていることさえ後追いになってしまう感が否めない。マイケル・フリン氏は辞任したし、7カ国の入国禁止も却下されたものの先行きが見通せない。取材力はさすがNHKだが、世界情勢がこれだけ流動的だと、各国のリーダーが本当に地に足をつけて俯瞰的、複眼的に物事を見極めないと、世界はとんでもない方向に向かっていってしまう。日本は大丈夫か?2017/03/01
nappa
4
歴史的概要も踏まえての説明で過去を顧みながら読むことができよかった。今後日本のみならず世界に影響を及ぼしていくと考えられるトランプ旋風。取り残されないように情報を集めていきたい。2017/02/03
イガラシ
2
すでにトランプ大統領の次に向けて動いている人もいるという。サンダース氏は年齢的に厳しいため、次の候補者を作るという。政治に興味をなくすのではなく、自分達の力で変えていくという考えは素晴らしいと思うし、見習うところがあると思う。2017/06/24
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