内容説明
強制入院、二度目の逮捕から不起訴へーー。
過去に覚せい剤を使用したことで、
発言のすべてが妄想・病気扱いされてきた、
国民的アーティストによる完全書き下ろし。
「やっと語れる時がきた」
数日間で500万PV超のブログ「700番 第一巻」を受けての続編。
第二巻 ブログ公開直後、医療保護入院を余儀なくされる、
その全記録と病棟で振り返った音楽人生
第三巻 「なぜお茶から覚せい剤が検出されたのか?」を含む、
二度目の逮捕から“嫌疑不十分で不起訴までの真相
「はじめに」より
その時、私は家の中にいた。外の喧騒とは裏腹に落ち着いている自分がいた。
道路を道路として使えない車のクラクションが鳴り響いている。
鳴り続けるインターフォン。私たち家族は、リビングの明かりを消した。
薄暗い部屋の中で、私は、家族に尿検査時の一部始終を打ち明けた。嘘はない。
しかし、その真実を、家族はどう受け止めているのか……心をよぎった。
また、あれが始まるのだろうか。自由を奪われる苦しみが始まるのだろうか……。
あの部屋には、あの金網越しの部屋には、希望がない。テレビでは、無表情の
アナウンサーが、「ASKA容疑者、二度目の逮捕」と、断言していた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
48
信じるか否か。疑う方が自然だろう。トンデモ本認定すら受けかねない。サイバー犯罪の闇は深いと思うが、さすがにこれはという箇所も。でも私は信じる。犯した罪は事実。でも彼はマスコミが云う様な二十年来の常習者ではない。ファンじゃない人もそこは信じていい。同時にメディアや権力に対しては常に半信半疑が望ましい。例えば「感動の実話!」と帯に書かれていたら「という態で評価を水増しさせる創作」「己を正当化した事実ね」と思う位で丁度いい。信じたいものだけ信じるのが大衆。私もその一人。ならばあえて誰もが疑う本書を信じてみる。2017/02/19
退院した雨巫女。
10
《私-図書館》CHAGE&ASKAの大ファンでした。最初の逮捕で、ASKAさんに裏切られた思いでした。そのあとテレビにでたCHAGEさんが、以前のままでしたから、切なくて。読みながら、いい歌を書いてほしい。と願ってました。ASKAさんのお母様のご冥福お祈りします。家族を大事にしてほしい。2017/03/17
Åκ
7
全ては読者が判断をすべきでしょう。読みたいと思った理由の一つは、警察は誠実なのか?という一点のみ。過去の様々なノンフィクションから伝わるのは、国家権力の横暴。彼らも同じ人間ですからね。この本を読んで思うのは、知らない=間違いが、如何に世の中にありふれているか。注目の作者の人間性はしっかりと伝わる一冊でした。2017/02/18
dra-wrappin
6
けっきょく何を言いたいのか…盗撮盗聴集団には気をつけましょう、が最も言いたいことかな。でも覚醒剤に関わった過去は変えられないからなあ。2017/06/12
KAZUNARI
5
ASKAファンだった自分としてはやはり読まずにはいられない作品。二度目の逮捕の真相がホントに明らかになる。あ、なるほどとは思ったけど。。どうなのか。とはいえ、彼の新作アルバムを聴けば、歌へ復帰への情熱が本物と伝わる!2017/06/05
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