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内容説明
幼い子どもにとって母親はまるで世界そのもののような存在だ。だからその影響力には計り知れないものがある。幼い頃、母親と充分なスキンシップがあったかどうか、優しい言葉をかけられたかどうかがその子の性格や人生を左右することになる。親が将来我が子が正しく成長していくか不安を感じるのはまさにそうした事情からだ。本書は、ベストセラーとなった『子どもを伸ばす魔法のことば』の著者が、長年母親たちに指導してきた実践的教育法を更にわかりやすくまとめたものだ。その基本的な発想は、ありのままの子どもを認めて受け入れること。叱らずに、ほめて育てるということ。この二点だ。「あなたはお母さんの宝物よ」「そのままのあなたが百点満点よ」という気持ちで子どもに接し、声に出して言ってやるべきだというのが著者の持論。そうすれば子どもは安心して、やる気と思いやりに満ちた子に育つという。子育てに悩むお母さんに読んでいただきたい一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
2
個人的に人生のメンターと仰ぐ山崎房一氏の本も本著で気がつけば5冊目。本著では子育てについて悩める家庭の為に陽光学院や母(父)親講座での著者の経験や、前者に通う生徒たちの父母の実体験を織り交ぜつつ書かれている。子供に対しての教育とは押さえつけるものではなく、あくまで自発的に成長を促す、つまり「~しなさい」とか「~しないとダメでしょ」というと子供達は自分で殻を造ってしまい、結果成長は止まってしまう事が肝なのかも。上から目線ではなくフラットな目線を基準にして子供であろうと一人間として尊重する事が大切なのだと。2013/03/06