小学館新書<br> 中国不要論(小学館新書)

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • Reader

小学館新書
中国不要論(小学館新書)

  • 著者名:三橋貴明【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 小学館(2017/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098252831

ファイル: /

内容説明

仮想敵国に経済依存すれば、属国化する!

 中国経済が失速して、株価が大暴落したのが2015年のこと。しかし、中国共産党による介入で再び不動産バブルが起こり、そのバブルが崩壊するのは時間の問題とされている。そんな状況下でも中国共産党政府は、まさにやりたい放題だ。日本の領海や領空を頻繁に侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようとも、中国側は岩礁埋め立て、軍事基地を次々と建設し、南シナ海を囲む「九段線」の実効支配を進めている。
 ところが、日本の大手メディアは中国に対し、及び腰だ。実は日本の新聞社やNHKをはじめとするテレビ局は「日中記者交換協定」というものを結んでおり、中国に対して不利な報道をしないように決められているのだ。だから、中国の真実について報じようとしない。そればかりか「中国なしでは日本経済は成り立たない」などとミスリードを連発し、ビジネス界でも当たり前のように受け入れている。果たして本当なのか。 公式データを元に調べて見ると日本は中国に経済依存などしていないし、むしろ中国と付き合うことのリスクの方が高いことが窺える。日本経済は中国がなくともまったく困らないのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Daisuke Oyamada

29
中国経済が失速し、株価大暴落した2015年。しかし中国共産党による介入で再び不動産バブルが起こり、そのバブルが崩壊するのは時間の問題とされている。  そんな状況下でも中国共産党政府は、まさにやりたい放題。日本の領海や領空を頻繁に侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようと、中国側は岩礁埋め立て、軍事基地を次々と建設し、南シナ海を囲む・・・ https://190dai.com/2024/03/05/中国不要論-三橋貴明/2024/03/05

roatsu

21
日本が抱える亡国的危機と国内外の敵の実態を、日本人として自国の国益と健全な未来を第一とする当たり前の観点から理路整然と明晰に摘示し日本国民にその直視と意識転換を突き付ける必読の一冊。今そこにある危機である共産党が支配し侵略を必然とする支那、グローバリズム、日本の諸悪の根源デフレなど複合的に迫る種々の脅威について平易な記述で改めて知れる。しかし恐るべきは戦後70年間タダ乗りの平穏に飼い馴らされ国益の絶対死守と自らそれに払うべき犠牲を顧みなくなった日本人だろう。結局全てはそこなのだ。2017/03/27

スプライト

3
外国、特に仮想敵国である中国に需要や労働力を依存するのは危ない。中国は政治によって経済を変動させてくる国である。2017/12/02

Ryuji

3
★★★☆☆何とも過激な論調であるが、言っていることが理解出来なくも無い。ただ中国という国を敵視するあまり、根拠のない理屈になっているような感じがしないでもなかった。外国人労働者の問題についても、確かに著者の言っていることは日本の将来を見ると正論なのかもしれないが、では現実的に「今」の農業の高齢者問題や、介護の問題はどうするのか具体的な解決策は全く示されていない。2017/10/13

あじさいかあさん

2
スイスの国防に関する考え、自国の経済、食糧、エネルギー等を敵性国に依存しないというところを、日本も見習うべきだとつくづく思う。実は中国に大して依存していないにも関わらず、中国なしでは我が国は成り立たないと思い込ませるかの国の情報戦略に載せられてはいけない。2018/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11467545
  • ご注意事項