アイリスNEO 沈黙の女神

著者名：もり【著】/紫真依【イラスト】

一迅社（2017/02発売）

• ISBN：9784758049047

内容説明

「あなた達の思惑がどうであろうと、あなたはわたしの妻だ」　沈黙の女神と呼ばれる王女レイチェルは、ある日突然、隣国の王フェリクスとの結婚が決まる。とある事情から幸せな結婚を諦めていた彼女は喜ぶけれど、秘密を抱えたまま嫁いだことで、フェリクスには誤解されてばかりで――!?　第四回恋愛ファンタジー大賞銀賞受賞作!!　秘密を抱えた王女と不器用な国王の政略結婚×すれ違いラブロマンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

声を失った事をごく一部の人間以外に知らせてない王女が、王の命令で政略結婚する話。話せない事をごまかすため、冷たい表情であしらうレイチェルだけど、失敗ばかり。夫のフェリクスともすれ違ってばかり。周りの国との戦闘や駆け引きなどもあり、勢力図や地図等で細かく説明があったらもっと良かった。一冊でまとめてしまってるので、恋愛も、戦いも、説明不足な感じが否めない。

2018/09/11

[でんか]

ヒロインが超・自己評価低くてすれ違うパターンもの。この手の話はどうも今、苦手です（どうも読むときの心理状態に左右される気がする）。ヒーローはもちろん、周りのみんながいろいろフォローしてくれるので何とかストーリーが進みますが。これまた結構な長編です。わりとお悩み時間が長く冗長な印象。ヒロイン、ちょっとコミュニケーションとるとか何とかしようで、たぶんそれで本が半分ぐらいの厚さになるんじゃないかなという一作。

2017/09/21

[はなりん]

辛口コメントが多いようですが、結構好きです。ヒロインが育った環境とコミュニケーションに障害があるため後ろ向きで、２人のすれ違いは中々のものですが・・・（笑）すれ違いつつも、嫉妬したり気にかけたりﾆﾖﾆﾖ楽しめました。すれ違いが長い分くっついた後は甘々でした。

2018/02/11

[あちこ]

なろうHPより。辛口の評価が多いなあ。先にそれを読んでいたら、手が伸びなかったかもしれない。しかし、好きな設定なんだよ。しゃべれない苦難を乗り越える様は、清々しいんだ。

2017/11/14

[浮草]

なろうサイトにて

2020/05/26