講談社の創作絵本<br> 絵本 眠れなくなる宇宙のはなし

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講談社の創作絵本
絵本 眠れなくなる宇宙のはなし

  • ISBN:9784062201261

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内容説明

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「人間は宇宙をどのように捉えてきたか」を、人気イラストレーター、長崎訓子氏の大判のカラーイラストでダイナミックに見せる絵本です。古代エジプトの宇宙観から、今年測定されたばかりの重力波まで、やさしい語り口と魅力的なイラストで、小学生の読者でも大きな流れを概観することができます。ベストセラーになった『眠れなくなる宇宙のはなし』(宝島社)の絵本版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

49
『だれにでもねむれない夜があるものです。そんなときには宇宙のことを考えてみませんか』そんな書き出しに、つい惹かれてしまって手に取った絵本。天文学の歴史をとてもとてもわかりやすく伝えてくれてるのだが、地動説のもじゃもじゃしたイラストが面白くて笑える。昔のキリスト教の人は、なんとややこしいことを考えてたのか。最後に『ミネルヴァの梟は黄昏時に飛び立つ』というヘーゲルの言葉で結んでいるのが渋い。絵本なのに子供騙しじゃない。クールだ。2017/09/16

p.ntsk

45
佐藤勝彦さんの『眠れなくなる宇宙のはなし』の絵本版のようです。天文学の歴史や宇宙論をやさしく紹介しています。天文学はその節々の発見でコペルニクス的転回をみせそれまでの宇宙観が覆るその繰り返しできています。昨日までの常識が非常識になる。宇宙が全く違ったものに見える。そんな新たな発見を待ちたいです。 2016/10/22

ちゃこばあ

43
宇宙の解説はとても難しいものだけど、さすがに絵本!  きれいな絵でとても分かり易く、なんだかわくわくするように描かれています。2~3歳のチビ組にはまだ無理だけど、もう少し大きい子たちから大人まで楽しめます。絵本じゃない方「眠れなくなる宇宙のはなし」「ますます眠れなくなる宇宙のはなし」もまた読み返したくなりました。2016/08/21

モリー

32
天の意思を知りたい、「天からの文」を読みときたい、そんな人間の思いからもっとも古い学問のひとつ、天文学が始まったのです。(以上、本文から引用)なるほど!「天からの文」を読み解く学問が天文学だったのかと、今更ながら知りました。こういう説明に出会えるのが子供向け科学絵本の良いところだと思う。あとがきで著者は大人向けに次のように言っている。大人はこの絵本の元になった書籍『眠れなくなる宇宙のはなし』を読んで、「このガリレオという人はね・・・」などと子供に説明を補えば、楽しさがより深まると思うと。早速読まねば。2018/10/20

ぶぶ ひこ

27
1000億の銀河がちらばる 広い広い宇宙を思い 宇宙の138億年の歴史のはてに 宇宙の片隅にある小さな星の上で 「私」が生まれてきた意味を思う。/「ミネルヴァのフクロウは たそがれどきに飛び立つ」という言葉があります。 ミネルヴァは 西洋の神話に登場する知の女神 フクロウは 知の象徴です 人間にとって大切な知は 昼間の活動を終えたあとの 夕暮れどきに しずかに羽ばたくのです。うぅ~む、深い。同タイトルの単行本も読みたくなった(。・∀・。)ノ2024/04/22

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