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内容説明
平安時代のいささか性格の悪い貴族にからかわれる可愛そうな鬼、水星の王国の国王の不思議な義務、ハレー彗星を見物するために創られた旅行マシン、〈時間〉にまつわるさまざまなエピソードを坂田流につづる「時間を我等に」、文豪・小泉八雲が独自の世界を創り上げている作品の数々を魅力ゆたかにアレンジした「怪談」、機械と生物との不思議な関係を描いた「やわらかい機械」の三篇を収録。心地好い優しさに満ちた作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふりや
13
見つける度に購入して少しずつ集めている坂田さんの作品、今回は御茶ノ水ソラシティの古本市で買いました。『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』を読んで以来のファンです。とにかく絵のタッチが大好きで、ずっと読んでいたくなります。本作は時間テーマのSFをはじめ、バラエティ豊かな題材をテーマにした作品集で、基本的にはコミカルなものが多いですが、たまにシリアスな作品が出てきてドキッとします。印象に残ったのは、『秋探し』『YUKIONNA』『シリンダーの森』『予言者』『ポポンガ・アイランド』『賢者の石』など。2023/06/24
鱒子
12
本棚から久々に出してきた本。坂田靖子作品の中で一番好きなマンガ短編集。中学生の時、SFマガジンに掲載された本作「時間を我等に」を読んで受けた衝撃を今でも思い出します。時間が経った今読んでもやっぱり名作。坂田さんはBL、やおい系もよく書かれますが、これらはちょっと苦手です。SF、ファンタジー作品の方が、私は好きです。2016/05/28
にゃも
6
ショートショートの漫画版という感じ。絵といい内容といい懐かしい匂いがして、しばししみじみとしてしまった。2017/04/30
みのにゃー
4
何度目かの再読。短編集。自分が好きなのは『ポポンガ・アイランド』。ここの島の生活にすご~く憧れる。2016/08/24
朱音
4
すごく単純な線だけど、内容が飛んでていいんですよね。哲学的というかSF的というか。好きだなこの人。バジル氏のもいいけど。この本ではのほほん、とした平安時代の貴族が出てくるのがお気に入りでした。2002/01/04
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