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内容説明
Ｈ・Ｐ・ラヴクラフトが創始し、今も多くの作家たちに書き継がれているクトゥルー神話には、宇宙的恐怖の権化たる怖ろしい姿の邪神たちが登場するのですが、もしこの邪神たちが女の子だったら？ かわいい邪神たちのなんだか恐怖な日常を描いた非現実コミック！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
25
これまでの邪神萌え擬人化で一番ハマった！ダゴンの交合、「ハスターがパスタ、喰っとる（クトゥルー）」に噴く。八頭身版も色っぽい。後、挟まってる短編グラフィックノベルがもう最高これだけでもまとめて読みたい！！ ニャルラトテップが異色の扱い…！ 余り知らないキャラはラブクラフト以降の神話からで勉強になった、ティンダルフ漫画的にいいですね、鋭角の近くでないと大変なことに！ 早川さんより前のｗｅｂ発表とは知らなかった。最近話題の怪談集『里山奇談』共著の一人であられたことで刊行と電書化に今頃気づきすぐ読み2017/09/11
瀧ながれ
23
女の子の顔をしてイカっ腹の2.5頭身になった、クトゥルー神話邪神たちによる、ほどよくおバカな４コマまんががメイン。だいたいルルイエで遊んでいて、人間世界に迷惑をかけてこないので、安心して読めます(笑)。シリアスなショートショートは、じんわり怖くておもしろかった♪2015/02/22
にゃんころ
22
かわいらしい絵柄ではありますが、内容的に結構しっかりクトゥルーしてるので、ある程度予備知識が無いと理解不能かも(^^; 個人的には結構おもしろい（ツボに入った）ネタが多いので、ついつい読み返してしまいます。実は、COCO氏の他の作品は苦手だったりするのですが、この1冊だけはOKなんですよね。そんな変わった1冊。2012/05/27
fukumasagami
12
クトゥルー神が萌えキャラ化。だけど、本質は超絶。少女たちの本質も超絶なのかも。そこが絶妙。2011/07/27
蛇の婿
12
かわいらしい絵柄のほのぼのクトゥルフ。しかし時たま挿入される短編はこれがなかなか、なかなか…冒頭の、『供物』、そして『千の仔を孕みし森の黒山羊さん』なんか素晴らしい出来です。あとがきによると、『今日の早川さん』よりこちらのほうがスタートは先、とのこと。なるほど…てん子は、最初からてん子だったのか…2011/07/23
