内容説明
最後の王となるという決意のもと、貴婦人が率いる《貴族派》へと宣戦布告をし、本格的に吸血鬼の殲滅に乗り出した黎。リーリヤ、美紘、京香の献身的なバックアップを受け、彼は着実に自らの勢力を拡大していく。そんな黎を一日でも早く抹殺したい《貴族派》 は、秘密裏にBDというコードネームの恐るべき計画を進めていた!! 果たして、黎は一万年を生きる美しき吸血鬼の魔の手を掻い潜り、チェックメイトを宣言することが出来るのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
11
ダイジェストみたいになってて残念。だけど、ちゃんと物語を完結させたのは良かった。2017/02/08
水無月冬弥
11
葛西伸哉先生(@kasai_sinya)の #ラノベ 2巻で打ち切りとは残念無念すぎる話でした。あとがきで述べられていた構想でもうちょっと読みたかった。とはいえ、綺麗に話をまとめているのはさすが。ヒロインたちの関係もよかった。それだけにおしいなあ。2017/02/08
真白優樹
9
王党派として貴族派を倒していく中、大きな計画に立ち向かう今巻。―――例えもう戻れない、最後に別れるとしても進んでいく。やはり黎君、容赦なしである。人体実験に手を出し、リーリァの最期に関する介錯の願いを普通に引き受け敵を容赦なく殲滅していく。返す返すも打ち切り完結が残念である、もっと先を、これからの戦いを読んでみたかった。目の前に立つ悪との決着がつき、圧倒的な力と策で打ち倒す。だけどまだ世界に吸血鬼は蔓延り、最後の王の戦いはまだ終わらない。世界に歩み出した王の行く先に待つものとは。 うん、面白かった。2017/02/02
リク@ぼっち党員
8
完結。好きな作品だったし、話的にもまだまだ膨らませそうだったので非常に残念。 平和な日常を奪われた黎は《貴族派》との決着を目指す。今回もいろんな意味でかなり容赦のない黎君だった。普通の高校生とは決して言えないな…。 きっちりと決着がついたのはいいんだけど、エピローグも、もっと物語が進んでいれば違う展開になったんじゃないかと考えると、打ちきりは本当に残念。2017/01/31
凪
5
2巻できっちり切ったのは潔いなと。ズルズル続いて訳分からなくなってる作品が多い昨今では賢明。2017/02/05