内容説明
日本は世界をリードできるか?
日・米・独の現状を分析し、未来を占う!
アメリカ、ドイツ、そして日本……。10年後に世界をリードする地位にいるのはどの国か。また、2流国、3流国へと没落してしまうのはどの国か―。
「歴史」「政治」「経済」「マスコミ」「移民問題」など、3国が抱える問題と今後の展望を、日・米・独を知り尽くした二人の論客が語りつくす。日本人必読の一冊!
● 19世紀から、ドイツとアメリカは日本を敵視していた
● 善良なドイツ人の「贖罪意識」と「差別意識」
● 終戦直後の日本は、明るくて、たくましかった―
● 「資源大国・アメリカ」の底力
● ドイツはまだ「脱原発」していない!
● 民主党政権に甘い。アメリカのマスコミ
● 諸悪の根源は、やはり「朝日新聞」だ
● 深刻なドイツの移民問題 etc.
【目次より】
序章【白人対非白人」】中東情勢が米・独・日の未来を左右する
第1章【歴史編】世界大戦以前から、欧米に敵視されていた日本
第2章【政治編】バラク・オバマ、アンゲラ・メルケル、安倍晋三―歴史に名を残すのは誰か
第3章【経済編】“安い労働力”で成り立つ「奴隷経済」の終焉
第4章【マスメディア編】アメリカとドイツのジャーナリズムも“朝日新聞化”している!?
第5章【移民問題編】「グローバリズム」と「ナショナリズム」の時代へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
21
マッカーサーは、厚木に到着した時失禁していたとか‥。日本人のことが本当は怖かったようです。イギリスも三枚舌外交に代表されるように、嘘をついても平気なところはあるようです。アメリカは、イラクに大量破壊兵器を売りつけたことがあったため、湾岸戦争のとき証拠もないのにイラクが持っていると言い切ったようです。ドイツもすぐ極端に振れちゃうし、やはり日本が普通でいいかな。2018/02/10
hk
12
雑学集として流して読むのが適当な対談だろう。戦後日本のジャーナリズムにおける偏向潮流を作り出したのは、笠信太郎が主筆を務めていた朝日新聞だと決め打ちしている。他にも厚木飛行場に降り立ったマッカーサーが失禁していたと断言するなどエピソードは潤沢だ。だがそれらのエビデンスについてはつゆほども語られない。つまり彼らが語っていることの八割方は与太話や希望的観測の枠を出ないのだ。アメリカや中国そして韓国の歴史をプロパガンダだと高山氏は一蹴するが、自分の言説こそ立派なプロパガンダでありファンタジーなのではないか。 2017/03/20
Honey
9
高山さんと川口さんの対談。高山さんの絶妙なリードで、川口さんの豊富な知見がとても分かりやすく引き出されているように感じました。 とにかく、非常に面白いです。2018/03/10
ローリー
7
図書館で借りました。新刊コーナーでただ一冊だけ残ってたので興味を持ちまして読んでみました。一般のメディアが取り上げない、海外から見た日本を、主にドイツの新聞などから得た情報から伝えてくれる川口女史と、産経新聞でコラムを持っていた高山氏による対談です。日本の新聞やニュースを見てるだけでは分からないドイツやアメリカの本音に近い部分の情報を知ることができたのは面白かったですが、ちょっとソースが偏りすぎなのではないかとも思いました。まぁ、実際にドイツで新聞を読む能力など私にはないので事実は分かりませんが。2016/12/22
しゅんのすけ
1
読みやすい本ではあるが、表題の内容は殆ど扱っていない。2017/10/07




