内容説明
新聞・テレビが報じない!
豊洲市場、東京五輪……
「都政」迷走の原点
都議会、都庁という「伏魔殿」に切り込む小池百合子都知事。
18年、都政取材を続けてきた著者。
いまの都政の諸悪の問題とはいったい何なのか?
その問題に、小池百合子氏がどう対峙していくのか?
果たして、都政を「伏魔殿」たらしめたのは誰なのか?
1995年を都政迷走の原点として、都政の「秘史」をあぶりだす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
13
近年の都政の歴史がこの一冊で判る。青島幸男→石原慎太郎→猪瀬直樹→舛添要一→小池百合子。この中の青島幸男から舛添要一までに起こっていた事を上杉隆氏の目線で書いてある。2021/07/23
緋莢
12
豊洲市場の移転、オリンピック競技会場など、様々な問題を抱える東京都。都政の迷走は、石原都政からではなく、1995年が原点だった。18年間にわたり都政を取材、1999年の都知事選では鳩山邦夫の秘書として関わり、2016年の都知事選に立候補した著者が、現都知事・小池百合子との対談も交えながら、都政を「伏魔殿」とした要因を探る。2017/07/06
田中峰和
3
小池百合子が伏魔殿と呼んだ都庁、GDPで10位に該当する国家並の予算が動く。豊洲市場、東京五輪、大金の動くところには利権を求めるハイエナが集まる。都議選を4位で落選した上杉隆は、小池にゴマをすりながら、それを無視されながらも持論を展開する。上杉によると豊洲移転問題は全て浜渦の利権問題追及は自分の手柄のように言う。五輪のゴルフ会場が埼玉県霞ヶ関に決まったのは武田恒正、戸張捷などの慶應義塾閥とも言う。小池を対談に呼ぶため彼女を全面肯定する上杉。いまだに、自分が当選していればとぼやく、しつこい発言が女々しい。2017/04/08
nanagou
2
都政の混乱の芽は1995年に芽吹いてた。有権者の責任は重いですね。自覚してる人は皆無だけれど。ところどころのプチ自慢が鼻につきますが、都政の内幕を面白く読ませていただけました。2021/09/05
Melody_Nelson
2
久々の上杉さん本。以前から都政に結構関わっていたのね。知らなかった。そして、メディアが話題にしない会場の変更、つまりゴルフ場が都営の若洲から、川越の「名門」ゴルフ場に変わっていたことなど知らなかったので、軽く驚く。上杉さん本を読むといつも思うけど、メディアは怖い。某国大統領のように「Fake Newsばかり」とまでは言わないけど、信用ならぬ。特に「記者クラブ」制度とクロスオーナーシップがある限りは。ついでに、D社は利権を持ちすぎ。2017/02/19
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