講談社文庫<br> モッキンポット師ふたたび

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講談社文庫
モッキンポット師ふたたび

  • 著者名:井上ひさし【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2017/01発売)
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  • ISBN:9784061834095

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内容説明

お帰りなさい、モッキンポット先生!ご存じ小松、土田、日野の3人組のいたずらにふりまわされる善意の人、われらがモッキンポット師が笑いと涙で帰ってきた――。お人好し神父と悪ヂエ学生の行状を軽快に描いた、笑いとペーソス溢れる名作『モッキンポット師の後始末』の続編登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

22
1985年6月5日読了。あらすじは忘却の彼方。(2024年5月19日入力)1985/06/05

やまねっと

8
頭のいい3人がこうも安易な方法で策略がバレてしまうのが痛快だった。「〜後始末」の続編だ。続編なので最初のより面白くないかと思いきや、続編として充分面白かった。モッキンポット氏は今回はあまり後始末に追われないが(最後は大きな後始末があるが)、話的に無理矢理感はないものの無理は結構してるなと思いました。痛快というのがよく似合う。気の毒だけど、モッキンポット氏に幸あれと思う。2018/11/12

うろん

8
後年、上智大学の教員の方が書かれた「信じる心のススメ」を読んだ時に、リアルモッキンポット師はいるんだと驚いた覚えがあります。モッキンポット師に会っていたら、キリスト教徒になっていたかもしれないなと思います。

bouhito

7
お茶目な関西弁をしゃべるモッキンポット師の活躍譚。ギャグには古めかしさを感じないではいられない箇所もあるが、作品全体を貫くユーモアのあたたかさは、世代を越えて愛されるものだろう。主人公で放送作家志望の「小松」がどこまで筆者自身をモデルにしているかはわからないが、当時の苦学生の暮らしぶりが見えてくるところに、記録文学としての側面もある。2016/05/28

読書国の仮住まい

6
前作から2年後。 小松、土田、日野の3人組は共同生活していた。 書いた脚本が鑑賞に当たった小松はそこからテレビの仕事が舞い込む。 役者不足から3人とも出演し、土田はファンレターをもらう。 だがそれは美人局で、住処を失う。 この窮地にモッキンポット師颯爽登場、後始末。 インドネシアのスルタンの娘の失踪騒動。 教会の輪読会にやって来る女性と親しくなるために芝居の翻訳したり。 テレジア童貞の恋の顛末。 テスト問題のカンニング騒動と絨毯盗難事件。 いよいよモッキンポット師も愛想を尽かし、決別宣言を突きつけるが。2021/04/25

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