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内容説明
人と同じように世界もタイプで分けるとわかりやすい。日本社会型(全体共同体)、西洋社会型(上個人下共同体)、中国社会型(上共同体下個人)、インド社会型(資格共同体)、古代ユダヤ〈イスラム〉社会(資格共同体)型。実はいま常識と考えられていること、たとえば「個人の自由が重要」なども西洋社会固有の考え方にすぎない。 第一線で活躍する神学者が類型論によって世界を相対化する。
目次
はじめに
序 章
第1章 五つの社会類型からなる社会類型論
第2章 古代ユダヤ教とキリスト教
第3章 「西洋世界」の危機と「キリスト教」の採用
第4章 「西洋」と「非西洋」
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
26
武器かどうかは分からないが今の世界を大体分類して考察した一冊。2012/11/02
中年サラリーマン
4
たまに欧米人の考え方がわからない。ひょっとして宗教的なバックグラウンドが見る世界を変えているのではと思っていたところにこの本。神学者である著者が人々が見ている世界観を5つのタイプでみてそれに関して考察する。これを読むとグローバリズムというものがなんなのかおぼろげながら分かる。5つのタイプに疑問を感じる人は血液型を思い浮かべればよい。A型にそのまま当てはまる人はこの世にいないけれども「OっぽいAだよね」と言われるとどんな人か想像はつく。つまり議論する上での土台を与えているのだ。2012/10/26
孤独な読書人
2
五つの類型論を詳しくみていくのかと思ったがそうではなかった。五つの類型論を使ってさまざまな分析をしてほしかった。2013/06/12
乱読家 護る会支持!
2
かつての文明を、西洋(上個人ー下共同体)、中国(上共同体ー下個人)、日本(個人のいない全体共同体)、インド(資格共同体)、ユダヤ(掟共同体)の5つの社会類型で単純化してみる。すると、いろいろな社会に対する疑問が解ける、、気がする。なぜ、ローマ帝国がキリスト教を取り入れたのか?なぜ、日本でキリスト教が普及しなかったのか?なぜ、日本にはイジメが存在するのか?なぜ、西洋から法治国家が始まったのか?なぜ、インド人は数学が得意なのか?なぜ、中国で革命が起こらないのか?なぜ、日本のエンカウンターは居心地悪いのか?など2012/11/12
たぬき
2
んで 武器として どう戦うの? 西洋的な神?2012/09/07
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