ひとりの力を信じよう――「今あるもの」で人と地域の未来をつくる

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

ひとりの力を信じよう――「今あるもの」で人と地域の未来をつくる

  • 著者名:立花貴【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 英治出版(2017/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862762399

ファイル: /

内容説明

<p>被災した「限界集落」に、なぜ今、全国から数千人が訪れるのか?</p><p>総合商社、製薬大手など様々な企業の社員から
官僚、こども、ハーバードの学生まで、
あらゆる人が学び、ともに未来を創造する。
津波で壊された町「雄勝」を地域活性化の
トップランナーにした異色の起業家の奮闘記。</p><p>ひとりでも、やる。ひとりから、動かす。
ビジョンも計画もなかった。ただ自分にできることをやり続けた――。
各地の個人・企業・行政を「目の前のひとりから」動かしてきた起業家が語る、
新しい地域づくりとゼロからの変化の起こし方。</p><p>「被災地」を「未来をつくる現場」に変えた男たちの物語。この人の強さではなく優しさに、みな思わず手を差し伸べてしまうのだと思う。電柱の高さのスーパー堤防より、ここに描かれた「つながり」の方がよっぽど強靭なのではないだろうか。――藤原和博(教育改革実践家)</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

37
少しの事例を重ねていく大切さ。何かのせいにするのは簡単だけど、批判しているだけでは、何も変わらない。小さくてもよい、実際に自ら動くことが大切。2018/08/23

motoryou

4
私は石巻市雄勝の小学校教員。まさに地域の課題。かつてもこの地域でお世話になり、地元の方々に大変お世話になりました。そんなこともあり、もう一度この地域に戻ってきました。「『今あるもの』で、人と地域の未来をつくる」。ものさしを変えれば、ないと思っていたものが実は「ある」。それも、お金で買えないものが、豊富に「ある」地域。一人でできないこともみんなでビジョンを共有し、それぞれがそれぞれの立場や強みで動き出せばやがて未来は変わっていくだろうし、変わっていくまであきらめずに続ける、そんな勇気をいただけた。2017/02/08

motoryou

3
何度目かの再読。地元雄勝の、足元をより見ることをテーマにしていた今年。やはり、「雄勝」で取り組む立花さんの言葉にもう一度触れておきたくて手に取りました。震災後10年になります。1震災直後の関わり方とはまた違うかもしれませんが、当時の思いをつないで同じように地に足をつけ、今でも地元の活動に参加していらっしゃる姿に尊敬の念を抱きます。「目の前の人、ことを」「心の声を聴く」をぶれずに実行し続ける姿、すごいです。子どもたちは未来。私は公立学校の現場で、まさに目の前を大切にしていきたい、とあらためて思いました。2020/12/28

ゆーや

2
2016年4冊目。自社本のため割愛。2017/01/22

motoryou

1
再々読。モリウミアスのある雄勝地区にある学校に勤める者として,その物語と理念を知っておくことは重要。モリウミアスの建物は旧桑浜小学校。これまでの「地域の人々の思い出がつまった」象徴的な場所。ならば新生「雄勝小・中学校」はこれからの「地域の人たちが共有する物語がある場所」になりたい。モリウミアスと連携させていただいて2年目。また一歩前に進みたい。  目次にある,章ごとのタイトルはまさにこれからの指針となる言葉だと思う。2018/06/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11463148
  • ご注意事項