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内容説明
「財産を残すとしたら、この男に贈る。彼なら未来を変えられるからだ」グーグル創業者ラリー・ペイジが絶賛する、規格外の経営とは!? 今、アメリカで最も熱い注目を浴びる経営者といえばこの人、イーロン・マスクだ。現在手掛けている事業は、電気自動車、太陽光発電、そして民間初の宇宙ロケット開発。これらはすべて共通の目的のもとに進められている。そのゴールとは「環境悪化が進む地球を守り、人類を火星に移住させる」こと。荒唐無稽にも見えるが、プロジェクトは着実に前進している。本書では、既存の方法論や権力に敢然と立ち向かうイーロンの戦いを描きつつ、新時代の経営者の要件をあぶり出す。NASAを驚かせた実行力と、GMも恐れる発想力で突き進むこの男、人類の救世主か、それとも大ぼら吹きか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tαkαo Sαito
83
ずっと気になっていたイーロン・マスク氏の本で、個人的に宇宙、自動車が好きなのですごく面白く勉強になりました。経営者としてもすごいですが、ジョブズとまた違う別次元の天才という印象です。東京で試乗・購入できるそうですが、テスラの自動車かっこいいですし、乗ってみたいです(欲しい)!2020年、東京ではオリンピックが開かれ、トヨタは燃料電池自動車を販売し始め、テスラは電気自動車を大量生産している。2020年は改めて大きな年になりそうです。感度を高めなければなと思います。2015/05/06
ヒロト
19
☆☆☆☆ 「人類を火星に移住させること」。そのために再生可能な宇宙船とロケットを開発する会社を起業し、ロケットの打ち上げにも成功させた男、イーロン・マスク。この人すごいわー。環境にやさしい電気自動車が普及するように、自らがCEOを務めるテスラ・モーターズが保有する電気自動車関連の特許を無償で公開するなど、会社の利益より、人類の未来のことを考えて実行している。ロケットの部品を3Dプリンターで作ってコストを削減するなど、マンガ「宇宙兄弟」に出てくる話の元ネタはこれだったのか!という話もあって面白かった。 2015/08/18
いずむ
16
ベゾス、ジョブズ、ペイジ、ザッカーバーグ。世界に名を馳せる経営者や起業家はたくさんいるけれど、なぜこの人は日本ではそんなに知られていないんだろう。新聞を読んでいれば自然と目にしてそうなキーワードに関わっているし、火星移住計画や人工知能など、次の革命・次の時代を見据える人でもあるのに。グーグルの検索ワードヒット件数で、ジョブズと3倍以上ひらきがある。昨日の最新が今日の常識になる時代。成功者がいかに成功したか、ではなく、彼のような挑戦者が何に挑戦しているか、その挑戦によって訪れる未来をこそ、学ぶ時代だと思う。2015/02/23
Kiyoshi Utsugi
13
ロケットの開発を行う会社であるスペースXの共同設立者でCEO、電気自動車の開発を行う会社であるテスラの共同設立者でCEOのイーロン・マスクを紹介したもの。 南アフリカに生まれたイーロン・マスクは、カナダの大学に入り、その後アメリカのペンシルベニア大学のビジネススクールであるウォートン・スクール、更にスタンフォード大学の大学院に進み、2日で退学してZip2という会社を興し、ペイパルの前身となるX.comを設立し、スペースX、テスラを設立した、まさに現代版わらしべ長者です。2020/01/24
BluePlanet
11
★4.1(3.50) 2015年3月4日 発行。もう3年前に出版されていたのか。イーロン・マスク氏・・・テスラ・モーターズのCEOで有名だったが、スペースX社での宇宙ロケット開発、ソーラーシティ社での太陽光発電と誰もが不可能と考えるミッションに次々と挑戦。そもそも考え方、発想が桁外れ。普通の人間ではないですね。自分の会社の利益のためではなく、人類の未来のために活躍するCEO。失敗を糧に次々と新しいことに挑戦。彼の活躍に期待です。出版から3年経ったが、モデル3、ファルコン・へビーの挑戦はどうなったのだろう?2018/04/22