岩波文庫<br> ブッダの真理のことば感興のことば

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紙書籍版価格 ¥1,111
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岩波文庫
ブッダの真理のことば感興のことば

  • 著者名:中村元
  • 価格 ¥1,111(本体¥1,010)
  • 岩波書店(2017/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003330210

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内容説明

『法句経』の名で知られる「真理のことば」(ダンマパダ)も,併収の「感興のことば」(ウダーナヴァルガ)も,ブッダの教えを集めたもので,人間そのものへの深い反省や生活の指針が,風格ある簡潔な句に表わされている.「ウダーナヴァルガ」とは,ブッダが感興をおぼえた時,ふと口にした言葉集の意味で,初めての完訳.

目次

目  次

 真理のことば(ダンマパダ)

 感興のことば(ウダーナヴァルガ)
   あとがき
   真理のことば 訳注
   感興のことば 訳注

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イプシロン

34
本書に収録されている経典『ダンマパダ』『ウダーナヴァルガ』は韻文形式であるので、他の仏典より読みやすくわかりやすい。しかし、仏教用語でいう「方便」=比喩を的確に読みとる必要がある。――善悪。仏教でいう善悪は仏道修行を妨げるものが悪であり、仏道修行に向かわせるものが善である。世俗一般でいう善悪と異なる読み方が必要である。善行をすると天へ、悪行をすると地獄へとは、死後のことではない。僅かな悪であっても積み重なれば無意識な習慣となり、直すのが困難になるといった意味である。また、瞑想により身体感覚を高めていれば、2020/10/06

Willie the Wildcat

33
諸行無常、一切皆苦、そして諸法非我の道。究極は「愛執」。愛故の”激流”との対峙。矛盾が矛盾を生じ、心を掻き乱す。多感による無感への道。心の過ちにも通ずる・・・。念いのための孤独。捨てることから見出す真理。日々問う姿勢、そして日々振り返る姿勢に光。煩悩、自身に向き合うことで、そこに”何か”を感じることを大切にしたいと改めて思う。「至道無難」とは甚だ遠いが、これも現在の私自身である・・・。(汗)2015/06/13

姉勤

27
怒りを捨て、欲を捨て、自分を捨て、心を捨て、やがて人を捨てる。都市や富の蓄積、権力、武力紛争を生み出す「社会」というシステムがあったからこそ、孕み、産まれた、宗教や哲学。システムの奴隷になることを否定しつつ、システムが維持されなければ存在できないジレンマ。全ての人間が菩薩を目指せば、多分人類は滅びるだろう。究極の偏りを目指すのではなく、絶妙のバランスを目指す。2021/03/09

西

19
仏教に興味を持ちだしたので、そのおおもとになるモノとして手にした本。やはりなかなか難しい。書かれていること自体はそれほど難しくないけど、その時代背景とか、成立したころの世界観とかを理解したうえでないと、延々同じようなことが書かれているだけだと思ってしまう。そして今の自分はそのレベル。現代の世に合う形で仏教本を書いていただいている方に感謝。そう言いながら、このお経、この本の価値が低いというわけではない。どの言葉が響くかは人それぞれ、その時の状況にもよると思うけど、目を見開かされる言葉が確実にある2020/01/26

gogo

18
ブッダの言葉を集めた本。修行僧に向けて語られたものであり、煩悩にまみれた私にとっては到底実行できない内容ばかりだ(だからといって、読む価値がないと言いたいわけではない)。禁欲、愛執から離れること、家族さえからも離れることを解く。一方で、本書の最後のほうで、ブッダは人は生まれによってではなくその行いによってバラモンになる、と繰り返し説いている。インドでは仏教が浸透しなかったことを考えると、ブッダの時代からカーストの階層制度がいかに根深くインド社会を規定していたかということを考えざるを得ない。2017/12/10

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