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内容説明
重度の障害を背負いつつも、自己への冷徹なまなざしを表現した数々の肖像画で多くの人々を魅了した、メキシコを代表する女性芸術家の生涯。描くことが生きること。キャンバスに心の葛藤を表現し続けた女性芸術家の生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
45
フリーダ・カーロは描くことで生きてきた。か弱さと力強さを兼ね備えた画家。2023/01/03
shimashimaon
5
NHKラジオ『まいにちスペイン語』応用編のテーマになっています。スペイン語をやっていると明るい気持ちになりますが、ラジオもそうで、戯曲が教材ということもあって、とても生き生きとしてカラフルな主人公が描かれます。でも壮絶な人生を象徴するような、死や苦痛の表現がとても重くて美しい。ドイツ語は黙々と読みたい、スペイン語は声に出したいという感じ。例えば ”toma de la vida todo lo que te dé”とか。著者名のない本ですが美しい世界をみせてくれました。筑摩書房編集部すごい。映画も観たい。2026/04/29
marua
4
森村泰昌の解説エッセイがとてもよかった。彼女の絵を見て何を感じるか。気持ち悪いとか怖いと思うかもしれないけれど、その感情を否定せず「フリーダの『痛み』を自分の『痛み』として感じ、つらくなってしまっている。あなたは他人の『痛み』を自分のものとしてしっかり受けとめている」という。痛みは想像力を培う。とても大事な一文だ。クリーンで痛みのない社会は、この本にも出てくる差別用語へのエクスキューズにもつながる。いつの間にか当たり前になったこの「お断り」も想像力の欠如の一端のような気がしてならない。2015/11/23
ybhkr
3
中高生向けの伝記だけど、すごくよかった。白黒でも絵がちゃんとついているのがまずよい。難しいことを抜きにしてフリーダの人生をこのページ数でよくまとめてるなあ、と感心した。一番最初に読んでも、ある程度フリーダのことを知った状態で読んでも得ることがあるように思えるし、復習としても適しているんじゃなかろうか。わたしはフリーダが好きなのだけど、友達にはなれなそう…。イサム・ノグチとの密会に銃を持って入ってくるディエゴ恐ろしいなあ。しかし、ディエゴは一回目の結婚の時に経済的にずっとフリーダを支えていたのか…むむん。2015/12/01
momo
2
事故や30回以上の手術などの話が常に出てきて「痛い」のだけれど、嫌悪を感じさせない文章がとてもうまい。2016/01/15
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