内容説明
『残酷な天使のテーゼ』『淋しい熱帯魚』で人気の作詞家がトルコ人元夫との超劣悪婚の全てを赤裸々に告白。金の亡者となった彼に買ったものは、マンション、車、ホテル。そして旅行会社までも設立する羽目に。愛を信じて結婚したのに、やはり愛だけでは足りないのか。ダメージラブから脱出したいあなたに贈る究極のバイブル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jam
87
「残酷な天使のテーゼ」を手掛けた作詞家の破婚までの13年を綴る。トルコに旅したことがある。ボスポラス海峡を挟み、アジアとヨーロッパに連なる国はモスクが建つ美しい国だった。18歳年下のトルコ人夫との結婚を否定する気も権利もないし、口先三寸の言い訳を信じたい女心をバカの一言で片づける気も毛頭ない。特に、著者の老母を抱きしめる元夫には、全てを贖うほどの愛情の形を見た。人は愚かである。しかし、愛ゆえの愚かさを誰が責められようか。愛で飯は食えねども金で全ては解決しない。著者は終始自虐的だが後悔はなくいっそ清々しい。2016/10/24
おかむら
45
著者は有名作詞家。大ヒット曲があると作詞家はこんなに儲かるのかー。そして大金が絡むとこんなに毎日修羅場な結婚生活なのかー。以前トルコの人と結婚したマンガ家さんのコミックエッセイを読んだことがありますが(確か「トルコで私も考えた」とかいうの)、それとは全く違う国際結婚顛末記でした。お金怖い。2016/09/02
キムチ
44
文章だけど、内容は漫画チック。本人には悪いけどね。標題から読んだけど、時間の無駄とは言い切れないけど、私とは月と鼈的相違の雰囲気だけに・・ツメタ~ク読んでしまったよ。恋愛依存症といくつかレビューある通りだと思って、感情はこれほどうわ滑ったのも久しぶり。2018/01/09
いろは
32
実は及川眠子さんの事は知らなかったが、彼女が作詞した「愛が止まらない/Wink」や「残酷な天使のテーゼ」は何度も耳にした事がある。そんなすごい作詞家さんが、18歳年下のトルコ人男性と離婚に至るまでのお話、三面記事感覚で面白かったです。ただちらちら見え隠れする自画自賛がちょっとなぁ...。あと楽しく読んでおいてアレだけど、元パートナーがどんだけ酷い奴でも、別れた後に悪く言うのを聞くのって気分良くないかもです。★★★2018/09/11
みーなんきー
29
うわーすごい内容でしたわー。お恥ずかしながら、この本の紹介を読むまで及川眠子という方を存じ上げなかったばかりか、エヴァンゲリオンの歌や、ウインクのヒット曲がこの方に作詞されたのも知りませんでした。年下のハンサムな外人との結婚は、ある程度年のいった女性には、魅力的でした。が、その内情は、文化の違い、嘘が平気、日本人への金銭的な依存心など詳しく知れば納得のいくギャップばかり。興味と驚きとで、一気読みしました。結婚はやはり同国の人とが良いのかも…。2019/02/23
-
- 電子書籍
- ハーレムアプリ14 Rush! Z
-
- 電子書籍
- ホテル・メッツァペウラへようこそ【分冊…
-
- 電子書籍
- 嫌いは好きよりモノをいう(フルカラー)…
-
- 電子書籍
- 遠回り~それでも好きになっていいですか…
-
- 電子書籍
- エア・ギア 超合本版(4)