内容説明
エルネストはヴィオネッティー伯爵家の三男である。
成人した彼は家を継げないため、生きるために冒険者の道を選ぶ。
頼りになるのは、一家の秘蔵書『異世界召喚物語』に書かれた知識のみ。
その秘蔵書に記されていたのは、
はるか昔、異世界から転移してきたひとりの少年が魔王を倒して勇者になるという英雄譚だった。
「魔女」と恐れられる姉や、憧れの美人王女様、そして獣耳の生えた無垢な少女らに囲まれて、
今日もめまぐるしい一日が始まろうとしている。
愛読書にしてバイブル、一家の秘蔵書『異世界召喚物語』を片手に
剣も魔法も二流の少年が地味にがんばる冒険成り上がりストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoyomumu
3
あっさりした物語だった。嫁は表紙のリオナだがヒロインはその姉のヴァレンティーナと言われても違和感が無い。2016/01/07
アカイトモ
1
チート能力持ちの一族の末っ子で駆け出し冒険者になった少年の物語。冒険者になってから才能を開花させるまでの時間が短すぎる印象を受けたんですが、まあこれくらいのペースで強くなった方が変にストレス感じないでいいかも。なんとなくまだまだ強くなってきそうな感じだし、他の兄弟の規格外っぷりも見てみたい。2016/04/03
志月
0
小説家になろうからの書籍化。やっときたか。異世界召喚された人の日記? のようなものを読み込んだ主人公がいろいろはっちゃけるお話。普通っていっちゃう人ほど普通じゃないよね、っていう。うん。 2016/01/10