内容説明
そは愛の調べか、悪魔の旋律か
鷹城零はどうして名門・月影音楽院の入学試験をパスできたのか不思議なくらいの落ちこぼれ。音楽に対して一生懸命ではあるが、努力が空回りしてばかり。そんな零がひょんなことからヴァイオリンの魔術師と呼ばれたニコロ・パガニーニに取り憑かれてしまう。パガニーニの魔曲の力を求めて秘密結社の魔女、訳ありな修道女、さらには悪魔っ娘が零を巡って争奪戦。はたして零の命と貞操は護られるのか?!
美少女たちとヴァイオリンを弾いたり戦ったりして萌えたり燃えたり、ときどき涙したりのラブコメディ、ここに開演!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
5
谷崎央佳先生(@oukatanizaki)の #ラノベ 思ったよりもバトルしていてよかった。今回は1巻ということで、メインヒロイン4人の背景も語っていたせいもあって、大まかな設定はあったけど、おかげで展開が早すぎる気がしましたね。これから、掘り下げていくんでしょうけど、それで評価がかわるような気がします。 2014/03/23
1_k
5
悪いが、技術的に非常に低いレベルにある。「○○を演奏した」じゃ、読者の頭のなかでは自動的に演奏は開始されない。それがどんな曲だったのか、しっかり描写してもらわないと。特に知らない曲名を出されたら分かりようがない。その点、杉井光とかの作品だと、曲そのものの表現・描写がずば抜けて上手いから、知っているタイトルも文章に合わせて頭のなかで流れるように再生されるし、知らないタイトルもなんだか文を読んだだけで聞いた気になってしまう。本作、それ以外にも独り善がりな表現や説明が随所に見られた上に、中盤以降の展開がグダグダ2014/01/25
しぇん
4
微妙。内容以前に文章が致命的にあいませんでした。気障を通り越して何かうっとおしい領域まで感じて序章で心がおれかけました。会話が増えて地の分がへったら少しだけましでした。 あと、この本の感想というより文庫の感想なんですが公式に立読みもつくらない。更新もしない。新刊に来月の宣伝も入っていないとか創設するのが1年以上はやかったんじゃないでしょうか?2014/01/09
秋庭誠
2
D- 大学教授の監修があるから、音楽的知識不足という無いとは思うが。しかし、それは監修という目線によっての話だから読者として読むのとはまた違うことになる。一読者としては、「よく分からない」というのが感想。音楽、曲の描写が乏しすぎる。それに加えて、音楽要素を消去したらただのハーレムラノベになるのは致命的。いくらなんでも…という印象。そもそも、メディアワークス文庫ならともかく、ぽにきゃんBOOKSを買う世代でバガニーニに興味を持つ人がいるのかどうか…。というかこれ完結できるのか…?2014/10/31
T.Y.
2
月影音楽院でヴァイオリンを専攻する落ちこぼれ・鷹城零は不世出のヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの霊に取り憑かれる。「魔曲」の力で戦う魔法バトル物。オカルト歴史的モチーフは悪くないが、序盤は何だか分からないまま3人のヒロインが主人公を狙ってきたかと思うと協力してさらなる敵と戦うし、終盤になって謎の多い新キャラが出てくるし(彼についてはこの巻では据え置き)、パガニーニの抱える問題はあっさり片付けられてしまうし、展開のバランスが良くないかな。レーベルそのものの問題かも知れないが。2014/01/16
-
- 電子書籍
- ダンス・ダンス・ダンスール(8) ビッ…