内容説明
「本当はセシルのこと……どう思っていたの？」
十七歳で最年少弁魔士となった須藤聖知（すどうせしる）は、
「バタフライ法律事務所」の所員たちとボストンへ研修旅行に出かけていた。
上司の計らいで穂樽夏菜（ほたるなつな）と共にカナダの実家へ帰るセシルだったが、
部屋に飾ってあった一枚の懐かしい写真を見つける。
一緒に写っている男の子の名は小田青空（おだあくあ）。
日本の小学校に転入してきた時に出会い仲良くなったが、今ではもう会うことすら叶わない。
彼の名を小さく呟き、セシルは幼い日のことをゆっくりと思い出していく―――。
セシルの淡い初恋や家族愛を描き、
セシルの秘密に迫ったノベル版完全オリジナルストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
11
前半はセシルの両親の馴れ初めやセシルが実は聖知という結構なキラキラきらネームだったり。 後半は何故セシルの母親が捕まったのかを説明しそこで初恋の子が被害者の息子だったので離れ離れになったりと色々と辛い。2014/04/01
ひかる
4
セシルの可愛らしい初恋、友人との思い出など明るいエピソードが前半語られていたのに対して、後半の展開は辛かったです。切なすぎます。アニメをまた見直したくなりました。2014/05/25
森実
3
セシルの初恋など、ほのぼのとしていた展開からガラッと変わる後半は読みごたえがあってさくさく読み進みました。切ないです……。2014/03/27
恵
3
今期一番お気に入りアニメの小説版 アニメ８話の補完はこの小説買って、とかせこいだろｗ思ったけど アニメに劣らず興味引かれる展開でスラスラ読めました １～２章までは好きなジャンルであるボーイミーツガールの話として楽しめましたが ３章からがやばいですねｗ 11歳の少女が背負うにはあまりにも過酷な運命で 読み手としても胸を引き裂かれそうで許せないと感情移入してしまう程に気持ちが昂ぶってしまいました アニメ同様「裏で糸を引いてる奴らの真意は何なんだ！展開が読めない！続きが気になる！」と続きが気になる出来です！2014/03/16
ユズ
3
アニメも毎週楽しみにみていますが、これアニメでやって欲しかったなー。 1クールだから仕方ないのかもしれないけど、テレビ放送内でやっていたら面白かったと思うし、より深まったきがするんだけども。 内容は面白かったです。 いつか単発とかでもいいので映像化されないかなー。2014/03/14
