内容説明
ワイナリー、オペラ座、貴族のサマーハウスで過ごす、ローカルバスを乗り継いで…、女ひとりではムリかも、と感じていた旅も踏み出してみればこんなに楽しく味わい深い。旅の必須アイテム「ソリストノート」初公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miyu
32
一作目「ひとり旅」を読んだのは一年くらい前。あちらは準備編や旅先での基本編がメインでこちらはもう一歩進み現地でのディープな過ごし方が紹介されている。ひとり旅歴30年の強者だけあって「ぼっちオペラ座」など興味深い内容だ。掲載写真も本人撮影らしくセンスがある。確かに一人旅に適齢期なんてないし旅する年代によって同じ街でも感じ方はまるで違ってくる。そして20代の頃はとにかくあちこち観てまわりたかったのに、歳を加えて好きな匂いのする街が決まってくると無駄に観光などせずに「暮らし」たくなる。軽い読み物だが面白かった。2017/05/14
野のこ
15
こちらは旅の日記。嬉しいことしょんぼりしたことが素直に書かれている飾らない文章。ひとりであることを豊かに楽しめるのは見知らぬ周囲のさりげないあたたかさに助けられる、素敵やなぁ。ザルツブルクミラベル宮殿の天井から宝石を固めたようなシャンデラの下でクラシック演奏を楽しむなんてうっとりしました。オペラ座のチケット購入するためホームページをのせてしっかり説明したりと和代さんのあたたかい心遣いを感じました。「ソリスト」2つとも良かったです。2017/06/16
Nobuko Hashimoto
12
前作は大人の女性ひとり旅を後押ししてくれる準備中心の本。実用的かつお洒落で、月イチの書評連載にも取り上げた。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=200932 本作はワイナリー巡りやオペラ鑑賞、地方の小さなまち訪問、プチホテルに泊まる旅など、テーマのある旅の体験談中心。ユーモアがあって粋な文章なので、関心がない分野、あまり興味のない行先でも楽しく読める。前作を書くきっかけとなった女性との出会いや、著者自身の写真を撮影された方との思い出などジンとする話も。2018/01/01
あきこ
3
第二作目のヨーローッパひとり旅のエッセイ。作者のホテル選び、交通機関の下調べの入念さは参考になる。自分にもできるんじゃないかという気分にしてもらえる。読みながら荷物を少なく動くことは重要だと感じた。買い物好きの私にはちょっと辛そうだな~。移動はなしで滞在型なら行けそう、などと考えながらエア旅行した気分になれて楽しかった。2017/03/31
おゆ
2
働き出してから、4日間以上の有休をとったことがなく、夏休みも、航空券が一番高い時期のため、もう何年も海外旅行をしていません。プチホテルの部屋でのんびりしたり、街を散策したり、そういう旅のスタイルに憧れます。退職したら、行けるようになるのかな。2017/03/23
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