ちくま文庫<br> 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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ちくま文庫
減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

  • 著者名:高坂勝【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2017/01発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480431233

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内容説明

システムから降りて好きなことをしても大丈夫! そこには楽しい人生が開けている。経済成長を追い求める企業でストレスを抱え自分の時間もなく働く人生よりも、小さく自営し、人と交流し、やりたいことをしたい。そう考えた著者の、開業までの道のりと、開業の様々な具体的なコツと考え方、生き方を伝える。文庫化にあたり15の方法を1章分追記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

45
30歳で心労にて百貨店を退職し、34歳でBARの店主になった人が40歳のとき書いた本。▼著者の言う減速(ダウンシフト)とは、会社を辞めること、労働時間を減らすこと、利潤追求や経済成長を否定すること、都会から地方に移住することなどを意味する。▼会社は辞めたが、自分探しの旅(日本一周、世界20か国巡り)、米と大豆の自給、社会活動・政治活動、執筆・講演など常に動き回っている。ぜんぜん減速しているように見えない。2016/06/26

KAKAPO

42
≪どんな暮らしをしたいのか、どんな働き方をしたいのか、どんな地域になったらみんな幸せに近づくのか。住みたい未来があるなら、自分から始める方が遠回りのようですが、実は近道。古いシステムにぶら下がるのではなく、新しい答えを生きよう。選ぶのは自分だ。≫ 私は、定年が3年後に迫っているのに、老後への不安から、まだまだ加速してアップシフトしようとしていた。この本は、そんな私に対してパラダイムシフトを促してくれた。別に、自分の好きなことをして楽しく生きて行けさえすればいいじゃない。と考え直す切っ掛けを与えてくれた。2015/08/06

ロア

32
ここに書かれているのは、選ばれた誰かにしか叶えられないキレイごとの理想論ではなく、地に足のついた実現可能でリアルな新しい価値観だ。無理したり我慢したり競争するのはもう終わりにして、ゆっくり楽に生きていい、自分が楽しいと思えることを選んでもいいんだって気付かせてくれる。2019/02/21

テツ

32
ありとあらゆる情報が溢れ、こんな小さな板チョコ以下の大きさのスマホで世界中津々浦々、人間が掴んだ範囲なら森羅万象の大抵のことを知れる時代。価値観や幸福感だって少し前とは比べ物にならないくらいに多様化している筈。こちらに書かれているように自分の幸福のためにシステムから降りるっていう選択肢だって考えるべきなんだろうな。まず大切なのは他人の価値観や社会規範ではなく、自分は何に重きを置いて何に一番幸福を見出すのかしっかり考えること。隣の芝生なんてどうでもいい。あなたの芝生があなたにとって美しければそれでいい。2019/01/03

いっち

30
会社員を辞めて自由に生きる方法。村上龍さんの帯文が印象的。「減速すれば、景色が鮮明に見える。発見もある。」減速するとは、もっとゆっくりとしたペースで生活すること。減速するには、仕事の量を減らし、予定の量を減らす必要がある。著者は30歳で会社を辞め、バーを開いた。週休2日から始めて、週休3日にした。バーの開業後1年で、お米と大豆の自給を始めた。「食費が減らせるので、低収入でいくことが可能です。低収入でいいなら、仕事の選択肢が増えます。好きな仕事をしやすくなります。」著者はと言う。そのためにまず仕事を減らす。2024/09/28

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