内容説明
心と知能を伸ばし「自分が大好き」と言える子を育てる「語りかけ育児」。
「語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、お母さんが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子供の才能を最大限引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法です。イギリスで子供達の心と知能の発達に驚くべき効果が立証され、子供の言語能力&知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定しました。お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる、という安心感を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんに意欲と自己肯定感を育てることができるため、親子の関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができる、という面も指摘されています。本書は、その画期的な育児法をわかりやすく紹介した翻訳本です。月齢別に語りかけの言葉、おもちゃ、遊び方などを紹介し、使いやすい構成になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
28
うわ〜これはぜひ妊娠してる時に買って手元に置いておきたかった!!!!😫 赤ちゃんの時の反応やいかに話すことが大切かなど書いてある。これ絶対便利〜と思ったのは、話す内容についてすでに提示されていること。 うちは3歳になって1週間ですが、まだまだ発達の途中だ!と信じ気長に今のまま話し続け&聞き続けます。😊2024/01/03
デビっちん
22
子どもはことばを身につける機能を生まれながら持っていますが、話しかけ次第でその発達に大きな影響が出るということを英国の言語治療士が長年の治療や臨床実験から導いています。そこから、1日30分静かな場所で子どもと向き合い自身の母国語で語りかけをすることで、言語や情緒の発達がうんと促せることを著者は提言していました。そのプロセスとして、月齢別にどんな発育過程で、何に注意を向け、どのような聞く力があり、そこから、どのように接し、どんな本や玩具が適しているかが記載されていて、これからの子育てのヒントを得ました。2017/05/27
Yuzupon
13
1日30分、静かな場所で子どもと向き合って語りかけをすることで言語や情緒の発達を促せるという内容。言語療法士の方の著作だが言語の話だけではなく、どの月齢でどんな発達が望めるのか、どんな遊ばせ方ができるようになるのか、どんな玩具や本が適しているのかが書いてあるのが良かった。タイトルは若干胡散臭いが、子どもへの関わり方について読んだ本の中で一番具体的で参考になった。本棚に置いて毎月少しづつ再読しながら子どもを育ててゆきたい。2016/05/21
Aya
12
【図書館】静かな環境で赤ちゃんとしっかり向き合ってコミュニケーション。一方的に話すのではなく、「間をとる」のがポイント。まずは赤ちゃんの出す音をそのまま真似て返すことから。文は短く、「それ」や「あそこ」ではなく、家族や物の名前をきちんと入れて言う。擬態語、擬声語といった遊びの音をたくさん聞かせる。わらべ歌やふれあい遊びも積極的に。決して言葉や音を真似させたり言わせようとしてはいけない。とりあえず実践できる1歳までを読了。また年齢が来たら再読したい。2014/09/24
NORI
11
忙しい育児の合間、一気に読み切る必要はない。月齢別に効果的な語りかけ方が提示されているので、成長に合わせて少しずつ読み進めれば良い。世の母の多くは語りかけを、殆ど無意識に、本能的に実践しているように見える。一方の父は、語りかけの重要性を見落としている。それゆえ、父が読解し、意識的な語りかけに繋げることは大変有効だと思う。かつて新米パパだった私はそのことに気付かされた。父とはどうあるべきか悩み、育児本は大量に読んだけれど、その中でも最も役に立った一冊。これから子育てを迎えるパパママにお勧めしたい良書。
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