内容説明
第1巻には、少年期に書かれた「太陽が輝く」から、著者随一の怪作「馬」まで、“小説家・小島信夫”の誕生を告げる初期作品群を収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tonex
4
小島信夫の全短篇小説を収録するシリーズの第1巻。未読の作品のみ読んだ。小島信夫の世界がいかに形作られたか、その足取りをたどるのは面白い。【収録作品】太陽が輝く、春の日曜の一日、彼の思い出を盗んで、裸木、凧、鉄道事務所、死ぬと云うことは偉大なことなので、往還、公園、男と女と神様の話、よみがえる、汽車の中、佐野先生感傷日記、卒業式、ふぐりと原子ピストル、燕京大学部隊、小銃、大地、雨の山、吃音学院、丹心寮教員宿舎、星、殉教、城砦の人、微笑、護送者、馬(解題=柿谷浩一、解説 作家の初期作品という場合=千石英世)2015/02/12
かもい
3
【メモ】他書で取り上げられていた「馬」のみ。捉えどころがなく面白い、機会あれば「抱擁家族」「アメリカンスクール」も読みたい。2019/05/27
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