SB新書<br> あきらめる練習

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SB新書
あきらめる練習

  • 著者名:名取芳彦【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • SBクリエイティブ(2017/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797386905

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内容説明

新年最初に読みたい心が晴れる1冊。
「諦める」はネガティブワードではありません!
自分の人生を前向きに「諦める」ことで
心の重荷を軽くし、人生を好転させる――
ベストセラー『般若心経、心の大そうじ』のほうげん和尚が易しく生き方指南

私たちは普通、苦しいことや悩み事があっても
他人は気づかれないようにします。
人に知られぬうちに解決しようと、
口数も少なくなり、精気さえなくなります。
自分と言う小さなカラに閉じこもったヤドカリのようなものです。

苦しみや悩みがある場合、
私たちは早くそれを解決しようとしがちですが、
実はその前に「自分はいま苦しみ、悩んでいるのだな」という心の奥をハッキリさせること――
自分を「明らか」にすることがとても大切です。

問題解決の方法よりも、
その状況にある“ありのままの自分”を認めることで、
ずっと心が軽くなるものです。
日本語で、あることをしっかり見極めてそれを明らかにすることを「諦める」と言います。
望みを捨てる・断念するという意味だけで「諦める」という言葉を使いがちですが、
その前提として、たとえ望みを捨てるにせよ
「今の自分には本当に無理なのか」ということをしっかり「明らか」にしないと
諦めることはできないのです。

夜の町が、日の出とともに明るく照らされて、
町の全貌が「こういう街並みなのだな」と明らかになるように、
“ありのままの自分”――主人公であり、
素晴らしいものを内蔵している(仏の種を宿している)自分――を
明らかにする智慧を磨いてみましょう。

そうすれば人生と言う舞台で、軽々と望みを捨てたり断念したりせずに、
自分が主人公だと「諦めて」、しっかり生きていけます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユズル

21
あきらめる練習を常にしている。その日によって、効果があったりなかったり。本当にね、常に冷静な人でいたいものです…2018/08/01

ホシ

15
小難しい仏典や仏教書も良いけど、仏教の知恵をやさしく説く本書のような部類も良いですね。心に涼風が吹き、身が軽くなります。"明らめる"と"諦める"は同じ語源。両語の共通根には"真理を見極め"て、"動じない"という仏教の教義があります。真理を見極め「開き直る」のではなく「諦める」。ここを見誤りたくないと感じました。また"四摂"という言葉にも出会えました。私の目指す所がまさに四摂です。張り過ぎず、緩め過ぎず。良い音色を奏でるよう弦を調整した琴のような心持ちを意識して生活できたらと思います。2018/04/19

Humbaba

6
すべての物事を上手くやりきることなど出来ない。完全を目指すことそれ自体は悪いことではないものの、完全でなければいけいないと考えるのはマイナスのほうが大きい。あきらめるべきところは諦めてしっかりと実を取るようにすることこそがうまくいきていくための秘訣となる。2018/02/11

たまお

6
書かれていることは、あまり目新しいことはなく、「ふんふん、そうですよね」という内容ばかりでした。それでも、仏教の教えはわたしにとってしっくりくるものがあり、改めて残りの人生をこんな風に生きれたらいいな、と再確認出来ました。これから毎日、「小さな幸せ」を感じ、それを手帳に記すようにしよっと。2017/05/07

MK

5
読みやすくて、読んでいて心が軽くなる本だった。 お坊さんの法話を聴いているような感覚で読める本だと思う。 2023/02/07

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