広島カープがしぶとく愛される理由

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広島カープがしぶとく愛される理由

  • ISBN:9784822235932

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内容説明

勝っても負けても、カープが好き。続けることが、負けないことだ!
25年振りのセ・リーグ優勝を果たした広島カープ。経営資源が限られる中で若手を育てつつ、ファンを拡大し復活を遂げた。松田元・広島東洋カープオーナーをはじめとする関係者への徹底取材を通し、その歴史や戦略を振り返りながら、「勝っても負けても愛される」市民球団・広島カープの強さのヒミツに迫る。

第1章 カープの経営はこう変わった ~テレビ重視からファン重視へ~
<ロングインタビュー> 松田元・広島東洋カープオーナー
「どんなに逆風と言われても、絶対勝つ道があるといつも信じていた」
地元経済効果は340億円、観光客増でお好み焼きが売れる
広島カープの歴史から見る、愛される理由 ほか
第2章 ヒット連発!カープグッズのつくり方
なぜ、グッズをつくるのか?
勝った翌日に記念Tシャツを売りたくて、自社工場を作りました
インタビュー:松田一宏・オーナー代行 ほか
第3章 新球場の主役は選手ではなくお客さん
モデルはアメリカの3Aの球場、3世代が楽しめる球場に
「また来たくなる」たくさんの仕掛けと工夫
インタビュー:仙田満・建築家(マツダスタジアム設計者) ほか
第4章 選手がファンと育つチームに
「(日本シリーズに)負けてよかった」と言うファンの真意
ファンと選手が一緒に育つ「原石育成」感
江夏、津田そして黒田、新井・・・カープの男気たち
インタビュー:古葉竹識・元広島東洋カープ監督 ほか
第5章 チームを支えるスカウトの力
「スカウトの選球眼」スポーツジャーナリスト・安倍昌彦
インタビュー:北別府学・元広島東洋カープ選手 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キンセンカ

5
下手なビジネス書よりよほどためになる。見るだけの野球から、ライブ感覚で同じ空気を味わう野球へと変えたのでは。2017/02/23

まわる

5
木庭教さんのノンフィクションでカープの成り立ちを読んだ後にこの本を読むとなおおもしろい。オーナーの「誤解を恐れずにいうなら勝とうというよりも広島に健全な形できっちり存続させないといけないという気持ちが強い」当時の方々の努力を想うと全くもって同感です。記念Tシャツ発売即完売を繰り返すことから「西日本ではユニクロに次ぐアパレル」と囁かれるカープというくだりウケた。わたしは「知ってたもん勝ちTシャツ」が好き♡ズムスタの設計者さんのインタビューも興味深い内容。新幹線の中からもズムスタが見えるのには感動しました。2017/01/27

パスカル

1
カープって本当に異色な球団だよなー。ドラフトの戦略もしっかりしてるし、他球団も見習うとこは見習うべきかと。2019/01/27

omoshirooooooku

0
市民ってこーゆーコトか!? 広島のコト好きになった。 羨ましささえある。 にしても、3色全てが赤色の3色ボールペンほしい。 でもスラィリーよりはドアラやな…2017/09/17

紺色の風書

0
あらためて新球場で入場者数増加とグッズの開拓の効果が実って良かったと思う。 パフォーマンス席について、空中に持ち上げたのは、特にビジター席の運用や扱いで頂けないと思う。今回の優勝で話題性から内容が広く取り扱っているので、普段ある程度知る者にはまあそれ程だけど、経営面からのカープ学入門書かな。2017/02/28

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