内容説明
マリアナ沖海戦が泥仕合に終わり、サイパンが陥落した昭和１９年秋、フィリピン奪還に燃えるマッカーサーは本格的な反撃に着手。日米海軍は再び激突の瞬間を迎えようとしていた。海防戦艦に改造された〈陸奥〉の活躍のもと、空母〈信濃〉の呉回航を成功させ、反撃の機会を窺う日本海軍。だが、対日侵攻の切り札であるハルゼー機動部隊は沖縄方面に進出。台湾沖での壮絶な消耗航空戦が惹起する。そして１２月２０日、アメリカ軍はフィリピンに上陸を開始。日米両軍は地獄の地上戦へとなだれこんだのだ。一方、志摩艦隊と合流した〈陸奥〉はスルー海経由で、〈大和〉〈武蔵〉を擁する栗田艦隊はシブヤン海から、そして南雲機動部隊は日本本土から、レイテ湾を目指し進軍を開始。日米の激闘は遂に天王山へ――連合艦隊の総力を挙げた戦いは遂にクライマックスへ突入した！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
2
敵も味方もさくりさくりと戦死していく。戦争だからね！潜水艦の乗員を捕虜にするのは無理だよな。すまなかったな、許してくれ。2019/04/22
＠シャクナゲ
0
★★★★★
YS-56
0
ささやかながらエアカバーのある捷一号作戦。この世界線での聯合艦隊が、せめて納得のできる最期を迎えられることを祈っています。2012/12/29
Kenny00h
0
戦況は芳しくないですなぁ。いったい、どのような形でケリをつけるのか、次巻が待ち遠しい。面白かった。2012/12/28
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