内容説明
我々はどうして思い出せないのか。誰でも経験のある「ほら、あれだよ、あれ」――完全に忘れたわけではなく、頭の中には「あれ」の像まで浮かんでいるのに名前が出てこない。また、2人で話している途中にでてくる「ほら、あれ」もやっかいだ。お互いに頭の中では何について話しているのかちゃんとわかっているのに名前が出てこないのである。それはなぜ起こるのか。どうすれば「ほら、あれ」がなくなるのか。2人の天才がその謎を解き明かした!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
154
題名ほどには内容はそんなに衝撃的なものではありません。ただこのお二人の頭の使い方、というのがどのような観点からきているのかが若干は判ったような気がします。そんなに特別なことを書いてあるわけではありません。いつまでも頭を使えということなのでしょう。お二人の文章と対談が収められていて、対談は地が出るので楽しめました。2016/06/23
パフちゃん@かのん変更
75
度忘れするのは記憶を引き出す回路が衰えているから。お風呂に入りながら、歩きながら「昨日の夕食は・・一昨日は・・」とか「知り合いの名前を20個言ってみる」などすると鍛えられる。脳の栄養ドーパミンを出すには、ドキドキする初めての経験がいい。不安になるくらい新しいことに挑戦する。人との絆を深める雑談が大切。噂話の中でも、人の成功談より失敗談や不幸話に興味が引かれるのは脳科学的には、人生何が起こるか分からないのでいろんな事例を頭の中で経験しておきたいから。失敗しても大丈夫と他人の経験から学ぶのが脳にいい。2016/04/17
アクビちゃん@新潮部😻
45
【図書館】タイトルに惹かれて(*^^)そう!なんせ私は「ほら、あれ!なんだけ?あれ!」と、「あれ」がなければ会話が成立しなくなってます( ̄ー ̄)この本は、前半は茂木さんの「老いない脳の作り方」後半は、羽生さんの「棋士の脳の使い方」そして、お二人の対談の3部構成になっています。脳を鍛えるには、昨日の夕飯を思い出す、友だちの名前を20個言ってみる。そんな事を時々でいいからやると良いそうです。後は、好奇心を忘れずドーパミンを出すこと。私は、好奇心旺盛なんだけど、「あれ」ばかりだわ(笑)2016/10/06
けんとまん1007
43
確かに、羽生さんは凄い!と、最近の永世七冠で再認識していたところ。茂木さんのお話は、生で聴いたことがったので、それ以来ウムフムと。羽生さんのお話はテレビでしかないが、とても分かりやすいのが特徴だと思う。それだけ、本当の意味で頭のいい方だと思うし、いろんなことにトライされているのが、ここでも出てきた。それが一番なんだろうと思う。自分も、違うことをやることが多いが、それはそれで事後の感覚が違うことだけは、実感している。2017/12/18
ちゃこばあ
42
脳の栄養には元々誰もが持っているドーパミンが良く、サプライズの時によく出るそうです。不安になるほどの初めてのことに挑戦したり、人との絆を増やしたり、細かいところでは何日分か遡って夕飯を思い出したり、友人20人の名前を言ったり…と、笑いを交えてドーパミンを出す方法が沢山紹介されています。でも、明日になったら「脳にいいのは何だっけ…ほら、あれだよ、あれ」なんて言っていないかな(^^;)とりあえず何か挑戦してみよう!初めての所や初めての美術館に行くのもいいそうですし…♪2016/05/09
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