内容説明
端を制するものが現代将棋を制す
矢倉、美濃、穴熊、銀冠、舟囲い、金無双・・・・・・。将棋にはいくつもの囲いが存在しますが、その全てに共通する弱点があります。
それが端です。
囲いは基本的に玉を端の方に囲うものであるため、端攻めが脅威になることは必然の結果であるともいえます。将棋において最も堅固な囲いであり、現代将棋の象徴ともいえる穴熊でさえ、端攻めをまともに食らってはもろくも崩れ去ります。
そうであれば、端の攻略の仕方、そして逆に端を攻められたときの正確な受け方は将棋を指す上での必修科目といえます。
本書はまさにそのニーズに応えるものです。
第1章「矢倉編」では、中盤での仕掛けから本格的な戦いまでの端攻め。
第2章「美濃囲い編」では、終盤を中心とした玉を直接攻める手筋と、相振り飛車での仕掛けに威力を加える端攻め。
第3章「穴熊編」では、いつも悩まされている堅さを、かなり弱体化させてしまう端攻め。
第4章では銀冠、舟囲い、金無双といったその他の囲いの端攻めを紹介しています。
見開き2ページで一つの手筋を紹介する形になっているので、自分の興味のあるところから読めるようになっています。
本書を読んで▲1五歩△同歩▲1三歩!の端攻めを常に狙う姿勢と逆に攻められたときの正確な対処を身につければ端はあなたにとって強力な武器になるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
28
3周目。問題は駒を渡した時にどっかで手抜かれて反撃の筋が生じないかどうか。端は部分的に見たら多分攻め方も受け方もそんなに手が広くないから直線的で読みやすい。…いやごめんなさいうそつきました全然よめてないです2022/08/21
ま
22
4周。読了日が将棋の日に間に合わずミッキーの誕生日になってしまった。2023/11/18
ま
22
久々の2周目。特に相振りで、端を何となくこちゃこちゃやってたら勝つ時と勝てない時とあって、まだその違いがよくわかっていない。2022/05/12
ま
21
小駒が少々あればおいしくいただけます。もはや端攻めを受けるという発想自体が間違いのような気がしてきた。どこで見切って反撃に転じるか。その辺の感覚を磨かないとだめだ。2022/03/11
akihiko810/アカウント移行中
20
将棋・端の攻め方、受け方を紹介した棋書。 端攻めはどの囲いでも急所のひとつなので、ぜひマスターしたい。 矢倉、美濃、穴熊、相振りと一通り網羅してあるのでいい本だと思う。 特に、穴熊の23の地点に銀を成り、24桂馬で必至筋、あと角筋が端を睨んでいるときは玉頭の歩を突いて筋を緩和する、など知れたのでよかった 2023/06/19
-
- 電子書籍
- もう一人の最強の俺 -底辺からの成り上…
-
- 電子書籍
- 英霊の盤上遊戯【タテヨミ】 75話
-
- 電子書籍
- 喧嘩女子眼鏡大王【フルカラー】【タテヨ…
-
- 電子書籍
- プリンセスオーディション【タテヨミ】第…
-
- 電子書籍
- 日経Linux(リナックス) 2014…