内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書では、ヨーロッパ三大神話として名高い「ケルト神話」の女神を大紹介!クー・フーリンやディルムッドなど、ご存じのキャラクターが活躍する物語をはじめ、ヨーロッパの妖精伝承や「アーサー王伝説」、果ては透明感のある歌声や独特の世界観で知られる「エンヤ」などのルーツとして知られるケルト神話の女神たち、その真実の姿に迫ります!モリガンやメイヴ女王、アリアンロッドにグラーニャなど、ケルト神話に登場する神々や英雄は、「Fate/stay night」「ファイアーエムブレム」といった神話やファンタジーを題材にした作品でおなじみのものばかり。これら有名な女神・ヒロインのほかにも、日本ではほとんど知られていない、魅力的な女神たちを多数収録。わかりやすい解説文と、神話の記述をもとにデザインされた計40枚のカラーイラストで、ケルト神話の女神やヒロインたちを艶やかに紹介します。監修は、日本におけるケルト神話知識の第一人者である健部伸明氏。幅広さもわかりやすさもこれまでの本とはひと味違う、ケルト神話入門の決定版です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
11
タイトル表紙から判るように萌えイラストでケルト神話の女神を紹介する一冊……ではあるのだが、その外見に比べて内容はかなり本格的。そもそも現存するケルト神話はローマや他民族の書き記したものであり(ケルトの民は口伝メインで、書物として記録を残さなかった)、遺跡のレリーフや彫像でしか確認できない神もいるという。神話中に出てこない以上、こうして個々の神に焦点を当てる行為は極めて重要になってくるのだ(女神限定とはいえ)。2019/08/20
クロノ
1
家人に借りて読んだ。萌えを全面に押し出してはいるが、中身はしっかり本格派。後半の解説パート、ページ数は少ないけれど内容が充実していて満足。読み終われば原典に当たりたくなるようできていて、上手いなあと。2025/05/19