内容説明
ダーク要素満載の乙女ゲーム世界にモブキャラとして転生(?)した地味女子高生の環。彼女は近々、死ぬ運命にあるらしい。目立たずひっそり、死亡フラグをやりすごしたい環だけど、ヒロインや攻略対象達とかかわり、次々と危険な事件に遭遇! ついには、吸血鬼の花嫁と呼ばれる特別な存在になってしまった! とある攻略対象の吸血鬼への恋心を自覚したばかりだったのにその彼は失踪。おまけに別の吸血鬼からプロポーズまがいの告白を受ける。混乱する環に、さらなる衝撃的な事件が起こり――!? 学園ダークファンタジー、ついにグランドフィナーレ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
22
シリーズ完結。思っていたよりも展開が早かった。好きなシリーズだったけど、時間を置いて読んだせいかあまり乗り切れずに終わってしまったのが残念です。2017/03/25
johnta_rou
12
面白かったー(*´∀`)♪吸血鬼の花嫁になった環。「多岐環が死ぬことで、プレイヤー(本体)が助かる」と女神に言われ、無気力に。時計台から落下、逃亡、そして神様から「(自分が)必ず死ぬ」ことで一年を繰り返す世界の引き金である真実を知らされる。操られたヒロインを起こしゲームから脱した環はついに!紅原様と!グイグイ来る会長の「今すぐ俺を選べよ」が良かった///弟的存在の竜くんと暮先先輩うまく行くといいなぁ。(祝)大団円!2017/01/17
はなりん
8
完結巻。間が空いたせいで、いろいろ忘れてることが・・・。紅さまが一時期環との記憶を忘れてたのとか?あれってどうなったんだっけ?とか。まぁすべては収まるところに収まったので良しとするか。2017/04/30
陸抗
7
最終巻。伏線が一部回収されてないような気もするけれど、大団円で大満足。紅原は、しばらく出てこないかと思ってたので、意外と登場してたのには驚いた。けど、彼が出てこなくちゃ、会長とくっつくことになるよね…。2016/10/03
真尋
3
最終巻。一応大団円な終わり方だけど、ラスボス戦でのノープランさとか唐突に生えまくる設定とか5冊分の必要性を疑いそうになるご都合展開に読了後の爽快さは8割程度しか感じなかった。ポッと出の幼女とかポッと出の元カレ(?)とかシナリオを回すための歯車にしか見えない。しかし恋愛要素は糖度高め、紅原様も会長も聖さんも全員環愛にブレがないところは良かった。ところで形見の品、もう一点あるけれど環はちゃんと返すんかな。何か忘れている気がする。2017/02/16