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内容説明
9歳のぼくは、新しく買ったゲームソフトにのめりこんでいた。ここまでは、よくあることだ。ぼくは一日じゅう遊べるほどゲームが好きで、ゲームをはじめると、現実の世界なんて、どうでもよくなってしまう。でも、今回は、ちょっと事情がちがったようで……。気がつくと、ぼくは暗い墓地に立っていた。だれもいない、まっ暗な中、たったひとりきりだ。ふぶきが墓地をおそい、近くの森からは、遠ぼえが聞こえてくる。ウオォォーーーーーン! オオカミのほえる声だ! でも、この墓地には、かくれる場所も出口もない。なんとかして、この世界から脱出しなければ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
3
『悪夢の国』といういかにも不気味なゲームを見つけたアーロン。見たこともないゲームだがレア物かと思い購入することに。家に帰り早速プレイすると、ゲームのキャラと自分が繋がっている感覚を覚えた……。 *** 表紙を見れば、なんとなく内容は察するが、プレイすると自分自身がゲーム内部に取り込まれるホラー。作中に出てくるゲームの趣旨は自分が怖いと思ったものが実際に襲ってくるというもの。そのため、主人公であるアーロンが怖いと思った狼と邪悪な雪だるまが彼に容赦なく襲い掛かる。2020/02/16